動画編集ソフト

無料の動画編集ソフトおすすめ5選

2019年10月27日

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無料の動画編集ソフトおすすめ5選

無料の動画編集ソフトを5選にして紹介しています。

 

  • HitFilm(無料版)
  • DaVinci Resolve(無料版)
  • Light Works(無料版)
  • Shotcut
  • OpenShot

自身のPC環境&目的用途に合わせて

 

 

この記事では僕が実際に使ってみたことのある動画編集ソフトの中から

おすすめの無料で利用可能な動画編集ソフトを紹介します。

 

 

ただそれぞれの動画編集ソフトで性能や求められるPCスペック等は様々ですので

お使いのPC環境や、目的用途と照らし合わせてお選びいただければと思います。

 

 

 

 

無料動画編集ソフトが向いている人・ソフトの選び方

 

 

動画編集ソフトはきちんと販売体制を敷いている企業のほうが

サポートやマニュアルが充実していて圧倒的に初心者向けです。

 

 

ですが、動画編集ってどういうものなんだろうなーというのに触れるという意味でも

「無料動画編集ソフトで試してみたい」というのも僕は全然アリだと思います。

 

 

ただ、結婚式ムービーなど制作時間に限りのあるものに関して言えば

できれば使いやすくて初心者向けのメジャーなソフト(有料のもの)を選ぶのがいいと思います。

 

 

無料の動画編集ソフトというのは少し操作性に癖が強かったり、出回っている情報が少なかったり

使い慣れるまで時間がかかる可能性が高いというのがその理由です。

 

 

選び方①制限の度合い(ロゴ、ウォーターマーク、透かしなど)をチェックする

 

 

まず選ぶ上で1番大事なのが

 

  • 無料で使う際に制限がかかってないか?
  • あるいは制限があったとしてもどれくらい制限があるのか?

 

といった制限の度合いです。

 

 

例えば、

 

 

「有料版と無料版があって、無料版のほうは使えるエフェクトが少ない」とかは全然OKですが

「有料版と無料版があって、無料版だと書き出しにウォーターマーク(ロゴ)が入る」とかだと少し考えた方がよいですよね。

 

 

 

 

なので、ここで紹介しているのは

 

『ロゴなどが入らずに一応使い物になる動画』として書き出すことができる動画編集ソフトに絞っています。
※モノによっては無料版ということでサイズ等で書き出し時に制限がかかるものもあります

 

 

選び方②機能性で選ぶ

 

 

次に大事になるポイントがその動画編集ソフトにどのような機能があるのかの確認です。

自分が動画編集で何をしたいのかを考えてその目的に合った動画編集ソフトを選ぶイメージです。

 

 

ざっくりですが、僕が動画編集ソフトの機能性として大事にしている項目を紹介します。

 

 

 

機能性の確認項目①トラック数に制限があるかどうか

 

 

動画編集における「トラック」というのは、素材をいれることができる入れ物のことです。
※1つのトラックに入れられる素材の数は同時に1つまで

 

 

 

 

例えば上の図を見ていただくとビデオトラックが3つ縦に並んでいるのですが

 

 

このように3つのビデオトラックがあることで

1に動画、2に画像、3に動画と言った具合に一度のシーンで複数の素材を重ねて表示することができます。

 

 


※画像編集ソフトで言うところのレイヤーの感覚に近いです

 

 

トラック数に制限があると、動画と動画、あるいは動画と写真などを同タイミングで重ねられないので

動画編集でやれることはかなり限られてきますのでその点にご注意ください。

 

 

 

機能性の確認項目②音声のフェードインとフェードアウトが設定しやすいか

 

 

 

音声が無音から入り始める『フェードイン』

音声がだんだん無音になっていく『フェードアウト』はあると非常に便利な機能ですが

 

 

それを設定しやすいかどうかも大事なポイントです。

 

 


※たいていBGMなどは時間ちょうどにならないので、途中で切ってもそれが自然に終わるようにフェードアウトさせたり途中からであればフェードインさせるのが一般的です

 

 

動画編集ソフトにキーフレーム機能(時間経過によるデータ値を変更する機能)がついていれば直接設定が可能ですが

キーフレーム機能がついていなくてもオーディオエフェクト(効果)などを掛けることで設定できるモノもあります。

 

 

適切に音声のフェードができてない動画は素人っぽく見えがちなので簡単に設定できる機能性は欲しいところ。

 

 

機能性の確認項目③場面と場面をつなげるトランジション機能の有無

 

 

トランジションというのは、場面切り替え効果のことで、

例えば一般的なフェードであれば、下記のDEMO動画のように徐々に場面が切り替わっていく感じになります。

 

 

 

 

これはソフトによって使えるトランジションが違いますが数ではなく品質がものすごく重要です。

 

 

こればっかりは使ってみないとしっくりこないかもしれませんが

自然で使いやすいトランジションがあれば良きだと思います。

 

 

機能性の確認項目④動画の再生速度を変えられるかどうか

 

 

動画編集では速度を変更する機能があると演出の幅が広がります。
※大体0.1倍~2.0倍くらいで速度を変更できれば困ることはないんですが

 

 

 

 

機能性の確認項目⑤テキスト編集の幅 (デザインの加えやすさ)

 

 

動画で表示するテキスト(テロップ)というのは見ている人の印象に大きな影響を与えます。

 

 

 

 

最近っぽいテロップに編集するだけで、垢抜けて見えるようになるからです。
※逆に言うとテロップにこだわっていないとクオリティの低い動画に見えることもしばしば

 

 

なので今後どの動画編集ソフトをお使いになられる時であっても

その動画編集ソフトがどの程度テキストのデザインができるのかどうかを確認していただければと思います。

 

 

 

 

機能性の確認項目⑥エフェクト効果と品質

 

 

ここでいうエフェクトというのは

『色調を変えたり、ノイズ加工を加えたり』などの動画そのものの視覚を変える効果のことです

 

 


※有料の動画編集ソフト「PowerDirector」のエフェクト

 


※無料の動画編集ソフト「Shotcut」のエフェクト

 

 

これは有料の動画編集ソフトのほうがいいエフェクトが多いんですが

上記DEMOのようなシンプルなものであれば無料の動画編集ソフトでも搭載しているものがあったりします。

 

 

 

(おまけ)キーフレームでアニメーションが設定できると良き

 

 

キーフレーム機能というのは

時間経過によるアニメーションを作成することができる機能のことです。
※例えば、5秒という時間をかけて、画像の位置をA地点からB地点まで動かすといった移動アニメーションなど

 

 

 

 

この機能がついていると画像を拡大したり動かしたりできるので演出の幅が広がります。

 

 

無料動画編集ソフト5選

 

 

 

ここからは実際に無料で利用可能な動画編集ソフトを紹介します。

 

 

①Hitfilm / ヒットフィルム

Hitfilm:無料版

 

 

無料で使える動画編集ソフトの中でもなかなかに編集レベルの高い動画編集ソフトです。
※実際には有料アドオンなどがあるのですが、それを使わなくても通常の編集機能は完備

 

HitFilmは有料プランと無料プランがあるのですが、無料版でも問題なく編集をすることが可能です。

 

 

Hitfilmの特徴 / 良い点

  • 無料版(0円)でも機能自体に制限はなし
  • トラック数に制限なし
  • 映像音声ともにフェード効果をかけやすい
  • 多機能:キーフレーム機能再生速度変更機能などを搭載

 

Hitfilmの特徴 / 少し良くない点

  • 日本語に対応していない
  • アカウント登録の必要があります
  • 無料プランだとLUTに非対応
  • 少し高度な機能などが含まれているので編集の幅が広い分やや上級者向け

 

 

機能面で見るとかなり高機能でテキストなどをアニメーションさせるためのキーフレーム機能もついていますし

アニメーションにとって大事な緩急もつけられます。
※ゆっくり動き始めて早くなっていく!みたいな緩急があると一定速度で動くモノよりも断然オシャレに見えます

 

 

音声のフェードインや映像のトランジションなども搭載しているので基本的な動画編集は完璧なんですが

日本語に対応していないという点と、微妙にオシャレなテキストを作りにくいのが残念なところです。

 

 

慣れてしまえばインターフェース自体は使いやすいので英語が無理でもある程度は大丈夫なんですが・・・

 

 

これらを差し引いても抜群に機能性が素晴らしいので

もしスペックが足りるのであればこれを一番おすすめいたします。

 

 

 

 

② DaVinci Resolve / ダヴィンチ リゾルブ

 

 

 

こちらは映像制作のプロが使う動画編集ソフトで、動画編集というよりも映像制作ツールといった感じです。
※動画編集の基本機能に加えて、ビジュアルエフェクト、オーディオミキシング、カラーコレクションなどの機能がありますが、僕は当然使いこなせていません。

 

DaVinci Resolveには有料版と無料版がありますが、無料版でも特に問題なく動画編集を行うことができます。

 

 

DaVinci Resolveの特徴 / 良い点

  • 無料版(0円)でも高機能
  • ソフト言語、サポート共に日本語に対応しています
  • トラック数に制限なし
  • 映像音声ともにフェード効果をかけやすい
  • 多機能:キーフレーム機能再生速度変更機能もあります
  • LUTに対応

 

DaVinci Resolveの特徴 / 少し良くない点

  • ソフトダウンロード時にアカウント作成的な個人情報の入力の必要アリ
  • 設定項目や機能が多い、パソコン要求スペックが高いのでプロor上級者向け

 

 

 

DaVinci Resolveは、無料版と有料版で使用できるエフェクトの数に差があったりしますが

Hitfilm同様に無料版でも動画編集において十分すぎる機能が入っています。
※ただし、それ相応のPCスペックも必要になりますので、ご注意ください

 

 

基本的なカット、トランジション、エフェクトなどを備えており、キーフレームなどアニメーションの設定項目も多いです。

 

 

正直僕のゲーミング用のPCスペックでもギリギリかなと思うくらいのソフトなんですが

スペックが足りるようであれば是非是非お試しいただければと思います。

 

 

 

 

③Shotcut / ショットカット

 

 

 

オープンソースで完全フリーな動画編集ソフトです。

少し操作性に癖がありますが要求スペックも易しめ+日本語対応で動画編集初心者の方におすすめです。

 

 

Shotcutの特徴 / 良い点

  • 完全無料で日本語対応
  • パソコン要求スペック易しめ
  • トラック数に制限なし
  • 映像音声ともにフェード効果をかけやすい
  • キーフレーム機能アリ、再生速度変更可能、LUT使用可能

 

Shotcutの特徴 / 少し良くない点

  • 操作性にやや癖があります(他の動画編集ソフトとなんか違う感じ)
  • テキストはオシャレなものを作ろうとすると少し作成に時間がかかる

 

 

動画のカット機能、マルチトラック(複数の素材を同時に使用可能)、BGM、テロップ(文字入れ)作成、

などシンプルな機能だけであれば十分役目を果たすことができるソフトです。

 

 

ただし、エフェクト(視覚効果)やトランジション(場面転換アニメーション)などの品質は普通で

アニメーション自体にも緩急などをつけれないので、凝ったものを作るには不向きです。

 

 

操作性にクセがあるもののインターフェースは整っていて、見慣れれば初心者の方でも使いやすいと思います。

少し思うところとしてはテキストを作成するのに少し時間がかかる感じがあり、そこはご注意いただければと思います。

 

 

 

 

④OpenShot / オープンショット

 

 

オープンソースで完全フリーな動画編集ソフトです。

 

 

直感的でわかりやすいインターフェースなので、基本的なシンプルな機能を使うだけなら

十分な機能を持っており、少し操作性に癖がありますが、動画編集はできるソフトだと思います。

 

 

OpenShotの特徴 / 良い点

  • 完全無料で日本語対応
  • パソコン要求スペック易しめ
  • トラック数に制限なし
  • 映像音声ともにフェード効果をかけやすい
  • キーフレーム機能アリ、再生速度変更可能、LUT使用可能

 

OpenShotの特徴 / 少し良くない点

  • 少し使い勝手が良くない
  • GPUに依存していないですが、それ故にソフト自体が少し重い
  • テキスト関連は外部ソフトに依存するので作成に時間がかかる

 

 

基本的なカット、トランジション機能に関しては、使いやすくわかりやすいように思います

ただし、少し凝ろうとすると、できなくはないんですけど、少し時間と手間がかかる印象です。

 

 

 

 

⑤Lightworks / ライトワークス

 

 

こちらは本来は有料の動画編集ソフトなのですが、無料版としても使うことができます。

無料版は書き出しサイズに一部機能に制限があるもののそれでも機能性は高いです。

 

 

Lightworksの特徴 / 良い点

  • 無料版あり(ただし、無料版は機能+書き出しに制限アリ)
  • トラック数に制限なし
  • OSはWindowx、Linux、Macの32ビット/64ビットに対応
  • 日本語に対応

 

Lightworksの特徴 / 少し良くない点

  • ノーアカウントなら7日間の使用期間(アカウントを発行すれば無期限)
  • 無料版で出力できる動画の解像度は1280 x 720(=720p)まで

 

 

使いやすさはいいのですが、無料版の書き出し制限があるのが残念なところです。

720pの60fpsまで書き出せるので、使えなくはないんですけど、せめて1080pくらいまでは書き出せればなーと言った感じです。

 

 

 

 

 

注意!無料っぽく謳ってるけど実は無料じゃない動画編集ソフト2選

 

 

ここからは少し趣向が違いますが

本当は有料なのにパッと見無料っぽく見える動画編集ソフトがありますのでそこだけご注意いただければと思います。

 

 

①Filmora / フィモーラ

 

フィモーラの特徴 / 良い点

  • ソフト自体は使いやすくオシャレなテンプレートも多いので初心者向け

 

フィモーラの特徴 / 良くない点

  • 無料体験版で書き出すとロゴが入るので実際は有料ソフト
  • セールスの仕方があまり・・・よろしくはない

 

 

ソフト自体は初心者向けに作られているのに、セールスの仕方がちょっと良くないといいますか

無料っぽく見せたり、他社の編集ソフト名でセールスしたりするところも含めて少し残念だと常々思っています。

 

 

 

 

Lightworks Free後継ってなんぞ?

 

 

②VideoProc / ビデオプロック

 

VideoProcの特徴

  • OSはWindowx、Macに対応

 

VideoProcの特徴 / 良くない点

  • ソフトのインターフェースは独特で他のソフトとは明らかに違う使用感
  • 無料でダウンロードできるフリーソフトと謳っていますが無料版だと透かしが入るので有料ソフト

 

 

 

 

 

これもFilmoraとほぼほぼ同じセールスの仕方をしているソフトですが、

ダウンロードして起動したときには、ある程度制限がかかっていることがわかるようになっているのでそこは親切なのかなと思います。

 

ただ、肝心な使用感なのですが、

どのソフトとも似ていないインターフェースなので、他のソフトを使うようになった時に応用が効きにくいかもしれません。

字幕はいけるんですが、動画編集で肝心のテロップを入れたりすることはおそらく出来ないと思います。

 

 

 

 

 

無料とは・・・

 

 

 

総括:無料の動画編集ソフトおすすめ5選

 

 

 

基本的には、自分の肌に合う使いたいソフトを使っていただければと思うんですが

どうしても自分が良いと思ったものを押し付けてしまいがちになるのはご容赦いただければと思います。

 

簡単にカットができて、オシャレなテロップが作れれば

基本的な動画編集はできると思いますので、そのような選び方をしていただければと思います。

 

 

また、僕のサイトでは背景が透過された映像素材などを動画に合わせて使うことで

お手軽にオシャレに魅せられる素材などを公開していますので

 

 

 

 

興味のある方は当サイトで無料公開&販売しているmov形式の映像素材を検討していただければと思います。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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入江

管理人の入江です。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector シリーズを愛用しており少し凝ったアニメーションの映像素材等を公開(無料&有料)しています。著書:『今すぐ使えるかんたん YouTube動画編集入門(技術評論社)』

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