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Shotcut:ショットカットの簡単な使い方を画像付きで解説!

2019年11月8日

 

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Shotcutの特徴

 

無料○:

基本的なカットやトリミング、BGM調整、出力などの機能は備えていますがDVDへの書き出しはできません

軽さ○:

少し癖がありますがソフトとしての挙動は軽い

キーフレーム機能○:

シンプルですがキーフレーム機能があります

エフェクト+トランジションの品質△:

エフェクトやトランジション品質は標準です。

完全に無料で使えるオープンソースな動画編集ソフト

Shotcut:ショットカットの使い方の解説記事になります

 

 

こちらのソフトは100%無料で使うことができる動画編集ソフト

下記の基本的な動画編集機能を完備しています。

 

■カット&トリミング

■BGM

■テロップ作成

■シンプルなフィルター

■切り替え効果:トランジション

■エンコード出力

 

 

要求スペックが低くソフトの動作も軽いので

カット、BGM、テロップをつけたりと凝らなくていいシンプルな動画編集ならコレはおすすめです

 

 

 

Shotcutの特徴

  • オープンソースで完全無料
  • アカウント登録の必要はありません
  • OSはLinux、Mac、Windows(64ビットと32ビット)をサポート
  • 日本語に対応
  • シンプルな機能性なので初心者から中級者の方におすすめです

 

 

スペックはかなり易しめなので

GPUを搭載しているパソコンでOSがWindows 7以上の方なら最小スペックは満たせそうな気がします

※Shotcutの最小要求スペックは以下

 

また旧式の32ビットに対応しているので、32bitのOSをお使いの方にはコレがおすすめかなと思います

 

 

Shotcut / 動作スペック
OS  Mac OS X 10.10以上
 Windows 7以上 (64 bit / 32bit)
 Linux glibc 2.19以上(64 bit)
インターネット接続 作業中はインターネット接続の必要なし
CPUプロセッサー x86-64 Intel 2Ghz以上のプロセッサーまたは同等のAMD / SD画質なら1コア、HD画質なら2コア、4K画質なら4コア以上
RAM SD画質なら4GB、HD画質なら8GB、4K画質なら16GB以上
グラフィックカード OpenGL 2.0に互換性のあるGPU。あるいは、WIndowsではDirectX 9と11に互換性のあるGPUを使用することもできます

Shotcut 公式サイトから無料ダウンロード

 

 

 

Shotcut:ショットカット公式サイトからソフトをダウンロード

 

 

公式サイト[Click to Download]というボタンを押します

するとOSを選択する画面になりますので、自分の使っているPCに合わせたOSとbitを選びます

 

 

 

僕はWindows 10 :64ビットなので、上の2行です

 

 

ダウンロードしたファイルを使ってインストール作業を行います

※インストールオプションは初期状態のチェック項目でOKです

 

 

 

このへんの項目なんぞ?

Remove Old Program Files:過去にインストールをしていた場合の古いファイルを削除する

Install Program Files:このソフトをインストールする

Create Start Menu Shortcuts:スタートメニューにショートカットを作成する

Remove Shotcut Setting Frome Registry:過去にインストールしていた場合の古いレジストリー設定を削除する

 

 

 

 

 

ソフトを起動したら...

 

 

『Shotcut:ショットカット』を起動したら

まずは日本語化されているかどうかを確認します。

 

日本語化されていなかった場合、以下の方法で日本語化します。

 

メニューバーの設定から日本語化を行う

 

 

メニューバーの[設定]から[言語]を選び[Japanese]に変えると日本語化することができます。

 

 

新規プロジェクト設定を行う

 

 

まず、編集を行う前にプロジェクト設定をしておきます。

 

 

 

プロジェクトってなんぞ?

プロジェクトというのは、動画編集の編集内容を保存しておくファイルのことです。

そのプロジェクト設定で、フレームレートや画面サイズなどを予め決めておくのが動画編集の基本になります。

 

 

プロジェクト設定で確認する項目は大きく3つです。

 

■プロジェクトのフォルダ:プロジェクトファイルの保存先

■プロジェクト名:お好みのプロジェクトの名前を入力します

■映像モード:作成するプロジェクトの解像度とフレームレートを設定します

 

解像度というのは画面解像度のことで

一般的に普及しているPCモニターのフルHDなら1920 x 1080(1080 HD)です

 

そして画面解像度の他にフレームレート(単位:fps)というものがあるんですが

これは1秒間におけるコマ数(フレーム数)のことで値が大きいほど滑らかに見えます

※Youtubeだと30fpsや60fpsが一般的で映画フィルムだと24fps

 

 

Shotcut:ショットカットの使い方~簡易チュートリアル~

 

 

Shotcut:ショットカットでの動画編集をチュートリアル形式で解説していきます

 

 

まず動画編集に入る前にプロファイルの解像度やフレームレートの確認をしておきましょう。

メニューから[設定]を選び、[映像モード]を選びます

 

 

 

 

ここできちんと自分が作りたい動画の解像度+フレームレートに設定できているか

動画を作り始める前にかならず確認しておいてください

 

 

映像モードに問題がなければ実際に動画編集を行っていきます

 

 

 

作業1. 動画編集に使用する素材を取り込む:インポート

 

 

まずは、動画編集に使用するクリップをShotcutにインポートします

※動画編集では素材のことをクリップといいます。動画クリップ、画像クリップ、音楽クリップなど

※インポートというのは、クリップを特定のソフト(ここではShotcut)に読み込ませることを言います

 

 

Shotcutの画面左にあるウィンドウに

直接素材ファイルをドロップするだけでインポートを行うことができます。

 

 

 

 

プロジェクト設定の『映像モード』を自動にしていた場合:

最初に取り込んだ動画素材の『解像度』と『フレームレート』に自動で調節してくれます

 

 

インポートした素材が音ズレする場合は?

録画時の設定によっては取り込んだ動画ファイルの映像と音声が徐々に音ズレしたりすることがあります。

そういった場合は音ズレしにくい動画ファイルに変換(※下記リンクを参照)してから取り込むようにしてください。

※音ズレしやすい動画ファイル=iPhoneで撮影された長時間のmovファイルやShadowPlayで録画したゲーム動画

また、複数の音声ファイルを取り込んで編集する際に、44,100Hzと48,000Hzの周波数が混在していると音ズレの原因になることがあります。

参考URL:音ズレを防止する動画へ入るの変換方法や変換ソフトの使い方を解説

 

 

 

作業2. 動画素材の不要なシーンを削除する:トリミング

 

 

動画編集に使用するクリップがインポートできましたら

次は動画クリップの不要なシーンを削除していきましょう。

※動画クリップや音声クリップから必要なシーンだけを切り出すことをトリミングと言います

 

 

『プレイリスト』の中にある

『トリミングしたい動画』を『プレビューウィンドウ』へドラッグ・アンド・ドロップします

 

 

 

 

次に『再生バー』の前方と後方にある『キュー』を動かしながら

選択範囲である始点と終点をドラッグして選択します

 

 

 

キューで範囲を選択できましたら画面下の

『タイムラインウィンドウ』にドラッグ・アンド・ドロップすると挿入することができます

※タイムラインというのは、動画やBGMなどの素材を並べて実際に動画を作り込んでいくウィンドウのことです

 

 

 

 

『動画クリップ』だけでなく『BGMクリップ』などの

再生時間の概念がある素材はすべてこの方法で同じようにトリミングすることが可能です

 

 

 

作業3. 音楽素材を追加:BGMや効果音など

 

 

BGMクリップも動画クリップと同じように

『プレビューウィンドウ』に一度ドラッグ・アンド・ドロップしてから必要な部分だけをトリミングします

 

 

 

 

作業②の動画クリップと同じようにトリミング後タイムラインに挿入しますが

タイムラインに挿入する前にBGMクリップを入れる[オーディオトラック]を追加しておきましょう。

 

 

トラックってなんぞ?

トラックというのは、クリップを動画として表示するために必要な入れ物のことです。

複数のトラックを使うことで複数の素材を同時に表示することができます。

ビデオトラック:動画の映像部分や画像、テキストなどの映像に関する素材を入れて使用

オーディオトラック:動画の音声部分やBGMなどの音声に関する素材を入れて使用

 

 

 

音声トラックを追加する

 

 

それでは実際に『オーディオトラック』を追加します

※動画編集では基本的に複数のトラックを縦に並べて素材を配置していきます

 

 

『タイムライン画面左』のトラックが並んでいる部分を右クリックします

 

すると、『音声トラックを追加』という項目があるので

ここをクリックすることで新しいトラックを追加することができます。

 

 

 

同様に動画、画像、テキストなどの映像系のクリップを複数入れたい場合は、

必要なクリップの数に合わせて『映像トラックを追加』していきます

 

 

 

 

あとは追加した『オーディオトラック』に

先程トリミングしたBGMをドラッグ・アンド・ドロップするとタイムラインに挿入することができます

 

 

 

 

音量の調節方法

 

 

BGM等の音声ボリュームの調整は

音声 or 動画クリップに『ゲイン・音量フィルタ』をかけて行います

※他にもクリップのサイズや位置など変更を加えたい場合は、基本的に特定のフィルタをかけて調整します

 

まず音量を調節したい『オーディオクリップ』を選択した状態で『フィルタ』タブに切り替えます

 

 

次に、フィルタウィンドウから『フィルタを追加』を選びます

 

 

するとフィルタが一覧表示されますので音量を調節できる『ゲイン・音量フィルタ』を選びます

 

 

 

そうすると、選択していたオーディオクリップに『ゲイン・音量フィルタ』が追加されるので

下の『レベル(強度)』から音量を調整することができます

 

 

 

フェードインとフェードアウトの設定方法

 

 

フィルタを使用することでBGMなどの音声に対して

『フェードイン』と『フェードアウト』を設定することができます

 

フェードインとフェードアウトってなんぞ?

フェードというのは、徐々にという意味を持っていて

音声においてのフェードインなら、無音から徐々に通常の音量に入っていく(インしていく)ことを指し

フェードアウトなら通常の音量から徐々に無音になっていく(アウトしていく)ことを指します

もちろん音声だけではなく映像に対しても使われる効果になります

 

 

これも先程の『ゲイン・音量フィルタ』と同じように

オーディオトラックを選択した状態でフィルタを適用することで調整が可能になります。

 

 

フェードの時間は『長さ』という項目から調整することができます。

 

 

例えば長さを『1秒』に設定しますと

1秒という時間をかけて無音から元のボリュームの大きさに上がっていくという感じです(フェードインの場合)

※フェードアウトは逆に元のボリュームから○秒かけて無音になっていきます

 

 

作業4. 異なるシーンに切り替わるビデオトランジションを設定

 

異なるシーンに切り替わる際にアニメーションをつけることをトランジション:切り替え効果といいます

※Shotcutではおよそ20個のトランジションを搭載しています

 

 

トランジションを設定するにはまず異なる2つのシーンを隙間なく並べて配置します

 

 

次に右側にある動画クリップを左側の動画クリップに重ね合わせるようにドラッグします

 

 

するとドラッグして重なった部分にトランジションを設定することができます

 

 

 

あとはこのトランジション部分を選択し

『プロパティ』タブに切り替えればトランジションのパラメータを設定することができます

 

 

映像モード:

 

大まかにこれだけのトランジションアニメーションがあるので

お好みのモノを選び『やわらかさ』を調整して完了です

 

 

 

手順5. タイトルクリップでテロップを作成

 

 

次にタイトルクリップを作成し動画にテロップを表示させます。

※タイトルクリップは、端的に言うとテロップのようなものですが扱い的には画像素材と近いです。

 

 

まず、画面上部メニューのすぐ下にある『その他を開く』からテキストを選択します

 

 

 

すると『テキストの設定ウィンドウ』が開きますので任意の文字を入れてOKを押します

※あとで調整可能なのでこのあたりは適当に作成してもOKです

 

 

 

すると画面右側の『プレビューウィンドウ』にテキストが表示されるので、

タイムライン上のテロップを表示したい位置にドラッグ・アンド・ドロップします。

※テキストクリップを入れるビデオトラックは予め新規追加しておいてください

 

 

 

タイムラインに配置した後は

クリップの始点や終点をドラッグして表示時間を調整したり

クリップの位置をドラッグして表示タイミングを調整します。

 

表示時間と表示タイミングが決まったらフィルタ画面からテキスト内容を細かく調整していきます

まず『テキストクリップ』を選択した状態で『フィルタ画面』を開きます

 

 

 

 

次に『タイムコード』項目のすぐ下にあるフォントスタイルを設定するボタンを押し

その後に開くウィンドウから言語を『日本語』に設定します

※ここを日本語にしないと直接日本語入力できないため

 

 

 

 

そうすると日本語での編集が可能になりますので

あとはサイズや色や位置などを調整しデザインしていきます。

※音声の時のようにフィルタでフェードインやフェードアウトなどを設定したりすることも可能

 

 

 

 

手順6. 作った動画を出力する:エンコード

 

 

編集が終わったら編集内容を1つの動画に出力します。

※動画編集では1つの動画に出力することをエンコード(or レンダリング)と言います

 

まず、画面左側のウィンドウを『書き出し』タブに切り替えます

 

 

 

すると書き出しウィンドウが開くので

動画として書き出したい設定に近いプリセットを選びます

 

 

 

このへんは、ちょっとむずかしいかもしれませんが

mp4の普通の動画でいいなら(:H.264 Baseline Profile)の設定を参考にしてください。

この設定ならYoutubeなどでも一般的な設定になると思います。

 

 

 

最低限チェックしてほしいのはこの6つ(映像タブ5つ+コーデックタブ1つ)の項目です。

 

映像

■出力元:書き出す範囲のことで、通常はタイムラインを選びます。

※タイムラインを選ぶと、編集したタイムラインの全体を書き出してくれます

■形式:動画の圧縮方式(拡張子)を指定します。

※一般的なものですと、mp4やQuicktimeあたり

■解像度:動画のきめ細かさを指定する項目でプロジェクト設定以下が好ましいです。

※フルHDの解像度で書き出したいなら1920 x 1080になります

■アスペクト比:縦と横の縦横比で解像度に依存します。

※現在の主流は16 : 9ですがインスタグラムだと1:1

■フレームレート:1秒間におけるコマ数(フレーム数)を指定します。

※数値が大きいほど映像は滑らかになりますがオリジナルの動画のフレーム以上の値にしても意味がありません。

 

コーデック

■固定:動画サイズは大きくなりますが安定した動画にすることができます。

※詳しく知りたい方はCFR(固定フレームレート)やVFR(可変フレームレート)でググってみてください

 

 

書き出し設定がOKなら、すぐ下のファイルの書き出しをクリックして保存先を選べば書き出しを行います

 

 

 

書き出しが上手くいかない場合

コメント欄にて、トランジションを設定した状態で書き出すとうまくいかなかった方がおられました。

もし書き出しが上手くできなかった場合は、プロジェクトファイルをバックアップコピーした後、トランジションを削除した状態でエンコードをお試しくださいませ

 

 

 

 

Shotcut:ショットカットでよくありそうなQ&A

 

 

Shotcutでよくある疑問や問題点などをQ&A方式で答えさせていただきます

 

 

Shotcut って商用利用できるの?Youtubeで収益化してもいいの?

 

Shotcutは GPLv3 ライセンスに基づいておりますので商用利用しても大丈夫なプログラムでございます

もちろん収益化も可能です

 

 

Shotcutが起動しないのだけれど?

 

初めてインストールして起動しない場合は、PCスペックをもう一度ご確認していただき

問題がなければアンインストール後、再インストールしてくださいませ

 

そして再インストール時のインストールオプションで

『Remove Shotcut Setting Frome Registry:過去にインストールしていた場合の古いレジストリー設定を削除する』

にチェックを入れてお試しください

 

 

Windows上で頻繁にクラッシュするのだけれど?

 

Shotcutで使用されるOpenGLコードと一部のビデオカードドライバーと互換性がない場合があります

最新のビデオカードに更新した後、『設定』→『描画方法』を変えてお試しくださいませ

 

 

 

まとめ:Shotcut:ショットカットの簡単な使い方を画像付きで解説!

 

 

というわけでいかがでしたでしょうか

 

基本的な動画編集機能は完備している無料ソフトなので

シンプルな動画編集であれば十分に役目を果たすことができるのではないかと思います

 

 

ただし、トランジションやエフェクトといった視覚効果は標準レベルですので

結婚式ムービーなどには向いていないことをあらかじめご留意いただければと思います。

 

またレコーダーで再生可能な形式でDVDやBlu-rayに書き出すこともできませんのでご注意くださいませ。

 

 

 

お疲れ様でした!

 

 

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入江

管理人の入江言いマス。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector シリーズを愛用しておりマス!少し凝ったアニメーションのテンプレート素材の販売を始めました。シンプルなモノはDirectorzoneで無料でテンプレート公開してるものもあります

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