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【動画編集:初心者向け】PowerDirectorの基本的な使い方を動画付きで解説:パワーディレクター

2019年11月6日

 

基本的な機能 

 

・カット

・トリミング

・BGM調整

・字幕作成

・テロップ作成

・エンコード

 

 

動画でも解説しています!

 

PowerDirector 18の基本的な機能の使い方を説明いたします。

この基本的な機能を使いこなすことによって応用に繋げることができると考えています。

 

基本的な機能

  • 動画編集する前にプロジェクトの設定を確認する:(プロジェクトとは、編集内容や設定を保存しているメインファイルのこと)
  • 動画をインポートして要らない部分をカットする
  • 動画の1シーンだけを残して切り出すトリミングを行う
  • BGMをタイムラインに差し込む:(タイムラインは、素材を並べて動画全体の流れを時系列で管理する機能のこと)
  • 字幕テキスト + テロップを作成し動画に文字を追加する
  • プロジェクトが完成したら最適なプロファイルで1つの動画ファイルとしてエンコード:書き出す

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動画作成に最低限必要な基本的な機能というのを

僕が勝手にこれら6つと限定して説明していきたいと思います。

 

 

もくじ

 

プロジェクトの初期設定を確認する

 

 

まずは動画編集を行う前に、プロジェクトファイルの設定を確認しておきます。

 

動画編集におけるプロジェクトファイルというのは

編集内容を保存したりしておく核となるメインファイルのことです。

 

このプロジェクトファイルの中に

動画素材BGM素材写真素材など様々な素材をはめ込んで組み込んで1つの動画を作ります。

 

 

そして動画編集を行う前にプロジェクトファイルの設定として

必ず確認してほしい項目が2つあります。

 

 

それが『縦横比:アスペクト比』『タイムラインフレームレート』です。

なぜならば、後で変更するととても面倒くさいことになる項目だからです。

 

 

編集する動画の『縦横比:アスペクト比』を確認する

 

動画編集を行う際には、必ず目的に合わせて『縦横比:アスペクト比』を指定しなくてはなりません。

 

なぜならば、例えば『Youtube』に動画を上げたい場合、

Youtubeで指定されている『16:9』の縦横比にしなければピッタリ枠にハマる動画ができないからです。

 

 

 

まず、PowerDirectorを起動したら作成モードを選びますが

その際に『動画の縦横比』も加えて指定することになります。

 

もしここで間違ったものを選んでしまったとしても

PowerDirectorの編集画面からも変更することができますのでご安心ください。

 

 

画面比率(アスペクト比)は画面の縦と横の比率のこと

  • 4:3 古い規格のことで『アナログテレビ』などがこれに当たります
  • 16:9 今一番主流なアスペクト比で『地上デジタル、Youtube、PCモニター』などがこれに当たります
  • 9:16 『16:9』のモニターを縦に回転させた縦横比になります
  • 1:1 正方形比率のアスペクト比で『インスタグラム』などがこれに当たります
  • 360 『360°カメラ』で録画された動画ファイルを編集するための縦横比になります

 

 

編集する動画のFPSと『タイムラインフレームレート』のFPSを合わせる

 

プロジェクトファイルの設定の『タイムラインフレームレート』を説明する前に

まず『FPS:フレームレート』について説明いたします。

※FPSという略語は3つほどありますが、ここではFrame Percent Secondのことを指しています

 

FPS:フレームレート』というのは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数=コマ数のことです。

 

つまり30FPSというのは1秒間に30枚の静止画を連続で表示させた動画ということになり

60FPSというと1秒間に60枚の静止画を連続で表示させた動画ということになります。

FPSは高ければ高いほど静止画:コマの枚数が増えるので動画を滑らかにすることができます。

 

 

そしてここで確認してほしいことというのは、

PowerDirector上の『タイムラインフレームレート』と編集する動画の『FPS』があっているかどうかということです。

 

『タイムラインフレームレート』の確認の仕方

PowerDirector上の『歯車マーク』をクリック→『全般タブ』からタイムラインフレームレートを確認することができます。

 

『タイムラインフレームレート』というのは

PowerDirector上で編集するときのFPSのことです。

 

頭に入れておいてほしいのは、ここで指定するFPSというのは

最終的に動画として出力するFPSではないということです。

 

そして、ここで指定した『タイムラインフレームレート』以上のFPSできちんと出力できるかどうかというのは保証しかねます。

※例えば『タイムラインフレームレート』を30FPSで指定、編集したのにエンコード時に60FPSで書き出そうとした、等

 

ここがもし『タイムラインフレームレート』が60FPSで編集した動画も60FPSであったならば

出力時に60FPSで書き出そうが30FPSで書き出そうが上手くいくというわけです。

 

なので、PowerDirector上の『タイムラインフレームレート』編集する動画のFPSは合わせておいてほしいということです。

 

動画のFPSの調べ方

編集したい動画を右クリックして『プロパティ』を選択

『詳細』タブのフレーム率から確認することができます。

 

 

 

この2つが動画編集を行う前に確認してほしい項目になります。

また動画編集というのは、それなりにパソコンに負荷がかかってしまうので

編集内容によってはソフトがクラッシュすることも多いです。

 

 

なので、プロジェクトファイルの設定の確認が終わったら

『名前をつけて保存』し、以降はキリのいいところで随時保存していくクセをつけておきましょう

 

 

これでひとまずプロジェクトの初期設定は終わりです

 

 

 

動画素材をインポートして不要な部分を『カット:削除』する

 

 

まずカットの説明とやり方からご説明いたします。

基本的な動画編集では未編集の動画の不必要な部分を削除することをカットといいます。

 

主に未編集の動画のどこを残すかを決めていない場合にカットは使用します。

なので動画を見ながらここはいらないなと思うところを選択してカットしていくイメージです。

 

それではまず、カットをする前に『動画素材を取り込む:インポート』から説明いたします。

 

 

動画素材をインポートする際に音ズレさせないための注意点

 

PowerDirectorでは左上のウィンドウの『メディアルーム』に素材を取り込むことでインポートすることができます。

 

まず編集したい動画素材を取り込むときの注意点なんですが

『録画した動画ファイル』を直接取り込むのではなく

 

一度エンコードソフトなどで『エンコード』を掛けて固定レート化させてから取り込むのが一般的です。

 

というのは、高画質高音質で録画された動画ファイルというのはたいてい

 

映像データがVFR:可変フレームレート

音声データがVBR:可変ビットレート

 

で録画される事が多いためです。

 

VFRやVBRといった可変レートの素材は録画時には都合がいいのですが

動画編集ソフトとは相性が悪いので

 

音ズレなどが起きる可能性が高くなります。

※PowerDirectorは可変フレームレートでも無理やり読み込ませることもできますが、そもそも『VFR or VBR』を読み込んでくれない動画編集ソフトも多いです

 

 

なので『HandBrake』などのエンコードソフトで一度エンコードをかけて

 

映像データがCFR:固定フレームレート

音声データがCBR:固定ビットレート

 

に変換してから取り込むようにしてください。

 

HandBrakeの使い方

HandBrake公式サイトからダウンロード

1.『HandBrake』を起動しエンコードを掛けたい動画を読み込ませます。

2.『Video』タブで『Video Codec』『Framerate』を最適なものを選択、そして『Constant Framerate』をチェックします

3.『Audio』タブで『Bitrate』の数値を選択する

4.あとは保存先と保存名をつけたら『Start Encode』を押すだけです

 

 

 

取り込んだ動画素材の要らない部分をカット:削除する

 

 

それでは実際に『カット』を行う方法を説明いたします。

まず取り込んだ動画素材をタイムラインに挿入します。

 

左上のウィンドウの素材を選択せずにプレビューウィンドウの再生を押す

タイムライン上の再生バーが動き、タイムラインのプレビューを行うことができます。

 

そして不要な部分と必要な部分の境目に再生バーを置く形でプレビューを停止します。

 

次にカットしたい動画素材を選択し、「選択したクリップを分割する」を押します。

 

そうするとその位置の前後で素材が分割されますので不要な部分をDELETEキーで削除することができます。

 

 

DELETEキーを押した時の選択肢

  • 削除して間隔はそのままにする: 空白部分を詰めずに削除します
  • 削除して間隔を詰める: 削除した部分を詰めるように素材が移動されます
  • 削除してすべてのクリップを詰める: すべてのトラックに「詰める」という動作が適用されます

 

クリップってなんぞ?

クリップというのは、「素材」のことです。例えば動画素材のことを『動画クリップ』と呼んだりします。

 

トラックってなんぞ?

『トラック』というのは、素材を入れる入れ物のようなものです。

複数のトラックがあるおかげで複数の素材を同時に共存させて表示させることができるというわけです。

 

 

取り込んだ動画素材の必要な1シーンだけを残すように『トリミング:切り出す』

 

 

トリミングもカットとよくにているのですが、
未編集の動画の必要な部分だけを残し切り出すことをトリミングといいます。

 

 

これは主に未編集の動画のどこを残すか、どこを使用するかが明確に決まっている場合に使用します。

例えば動画の大部分は不要で1シーンだけ必要といった場合にそのシーンだけを残すようにトリミングしたりするイメージです。

 

 

トリミングの仕方

 

 

 

まずトリミングしたい動画を選択し

タイムライン上の『選択したクリップから不要部分をトリミング』を押します

 

すると『トリミング』ツールが起動します。

 

 

 

『トリミング』ツールが起動したら

青いバーが出てきますので、このバーを動かしながら『始点』と『終点』を決めてOKを押す

 

その場面だけを残し不必要な部分を切り出して『トリミング』することができます。

 

 

 

 

『BGM』をタイムラインに差し込む

 

 

次に『BGM』の説明をいたします。

動画編集では、動画にBGMをつけて編集することが多いですがそのやり方を説明します。

ですがまずBGMを説明する前に動画編集における「トラック」という用語の説明をいたします。

 

 

ここを見ていただくと、タイムライン上に動画が入っているのですが

これは何に入っているかと言うと、『トラック』という入れ物に入れられています

 

これは一見1つのトラックに入っているように見えますが実際は

動画の映像部分音声部分でそれぞれトラックが分けられているんです。

 

 

 

動画の映像部分は1つの映像トラックに入れられていて

動画の音声部分は1つの音声トラックに入れられているので

 

実は合計2つのトラックを占領して使用しているわけです。

 

 

例えばこの動画にBGMをつけたい場合どうするのかというと

動画で使用している映像トラック1つと音声トラック1つの他に

 

 

もう1つの音声トラックを用意してそこにBGMを入れてあげると、動画とBGMが重なってくれるというわけです。

 

 

※上記画像なら音声トラック『2』にBGMが入っています

 

 

そして『BGM』を扱うときに覚えておく機能は主に3つです。

 

BGMを扱うときに覚えておきたい3つの機能

  • 1. BGMの音量ボリュームを調節する
  • 2. BGMの長さを調節する + トリミングで範囲を指定する
  • 3. BGMにフェードインとフェードアウトを設定する

 

 

1. BGMの音量ボリュームを調節する

 

 

『BGM』を音声トラックに配置したら音量の調節が必要になります

1つの『BGM』に対して動画の音声が大きすぎないか小さすぎないかといった2つの音声のバランスを調整する作業です。

 

『BGM』の音量は、素材を選択すると青いバーが表示されますので

これを上げ下げすることで音量の調節を行うことができます。

 

 

 

2. BGMの長さを調節する

 

 

『BGM』というのは、動画の長さに応じて短く調整することが多々あります。

 

 

例えば編集している動画は終わっているのに、『BGMの尺』はまだ残っている時などに

不要な部分を分割してカットしたり、あるいはトリミングで必要な部分だけを残したりという感じです。

 

 

『BGM』をカットしたい場合は、BGM素材を選択した状態で

カットしたいところに『タイムラインウィンドウの再生バー』をあわせます。

 

 

そして『選択したクリップを分割』でBGMを再生バーのラインで前後に分割することができます。

あとは不要な部分をDELETEキーで削除することができます。

 

 

次に音声をカットするのではなく

必要な部分だけを残す『トリミング』を説明いたします。

 

 

動画素材の『トリミング』とやり方はほぼ同じですがツールが少しだけ違います。

 

 

2+. 『BGM』の一部だけを残すようにトリミングする

 

 

『BGM』をトリミングするには

まず『BGM素材』を選択し、『選択したクリップから不要部分をトリミング』を押します。

 

すると『音声のトリミング』ツールが起動します。

 

 

 

 

使い方は『再生』ボタンを押してBGMを再生させながら残す部分の『始点』と『終点』を決めるだけです。

 

 

『始点』が決まったら『開始位置』と押すと始点位置を定めることができます。

 

 

『終点』も同じくその横の『終了位置』を押すことで終了位置を定めることができます。

 

 

『開始位置』『終了位置』が設定できましたら

OKを押すとその部分だけを残しトリミングすることができます。

 

 

 

 

3.BGMに『フェードイン』と『フェードアウト』を設定する

 

 

『BGM』をカットしたりトリミングしたりすると

その残した場所によっては、ブツッと不自然に切れたりしてしまいます。

 

そういう場合に『フェードイン』『フェードアウト』を使用します。

 

途中からBGMが始まるときに『フェードイン』は使用します。

途中でBGMが終わるときに『フェードアウト』は使用します。

 

 

フェードというのは徐々にという意味があり、

無音から徐々に大きくなっていくことをフェードイン、徐々に無音になっていくのがフェードアウトです。

 

音声の『フェードイン:アウト』の方法は2つあります。

 

基本的な手法:キーフレームで手動で設定する方法

横着な手法:PowerDirectorに備わっている音声トランジションを使ってお手軽に設定する方法

 

 

 

基本的な手法:キーフレームで手動で設定する方法

 

 

まずは基本的な手法をご説明いたします。

基本的な手法では『キーフレーム』という機能を使います。

 

 

 

 

『キーフレーム』というのは、時間経過によりパラメータを変えていくために使用する機能です。

ここでは、『音量』というパラメータに対してキーフレーム機能を使うことで音量に変化を加えます。

 

まず、『フェードイン:アウト』を設定したいBGM素材を選択し

タイムラインウィンドウの『キーフレーム』を押します。

 

 

すると『キーフレームの設定』というウィンドウが開きます。

 

このBGMを『フェードアウト』させたい場合は、

まず3点の位置に『キーフレーム』を打ちます

 

『キーフレーム』は打ちたいポイントに赤いラインの再生バーを移動させて

下記のマークをクリックすると打つことができます。

 

 

そして『始点』と『終点』と『徐々に小さくさせはじめたいポイント』の3点を決めてキーフレームを打ちます。

 

 

あとは『終点』のキーフレームをクリックして選択し

音量を無音(-∞)まで下げてあげるとフェードアウトさせることができます。

 

 

 

横着な手法:PowerDirectorに備わっている音声トランジションを使ってお手軽に設定する方法

 

 

このトランジションルーム→音声タブの中に[コンスタント ゲイン]という音声トランジションがありますので

タイムライン上のBGMの終わり部分にドロップします

 

 

 

 

これで、音声が緩やかに無音に向かっていくフェードアウトを設定することができます。

タイムライン上の音声トランジションを選択して、タイムラインの上メニュー→修正を押すとフェードの長さなどを調整することもできます

 

 

これでBGMを扱うときに覚えておきたい3つの機能の説明は終わりです。

 

 

 

字幕テキスト + テロップの作成方法

 

 

次にテキストの作成の仕方を説明いたします。

PowerDirectorでは字幕テキストの作成とテキストクリップの作成で動画に文字をつけることができます。

 

大まかな違いとしては字幕テキストは『字幕ルーム』から動かない文字としてテキストを作成することができます

 

洋画の日本語字幕などがイメージとして近いかなと思います。

 

 

それにひきかえテキストクリップというのは

動かない文字だけでなく、動く文字を作ることができる自由度の高いテキストになります。

 

例えば大きさの変わっていく文字であったり、位置が変わっていく、移動していく文字であったりと言った感じです。

また、INやOUTのアニメーションを施すこともできます。

例えば徐々に現れてくるフェードインや徐々に消えていくフェードアウトなどです。

こういう動きのあるテキストに向いているのがテキストクリップになります。

 

 

字幕テキストの作成方法

 

それではまずは字幕の作成から説明いたします。

PowerDirector上の字幕ルームを開きます。

 

 

 

そしてタイムライン上で字幕を表示させたいポイントに再生バーを移動させます。

 

字幕を表示させたいポイントに再生バーを移動させたら

(現在の位置に字幕マーカーを追加)を押します。

 

すると再生バーのポイントに『字幕マーカー』を出すことができます。

 

 

このマーカーの長さというのは、表示時間を表しています。

なので表示時間を短くしたり長くしたい場合は

マーカーの終点部分をドラッグしてお好みの長さに調整することができます。

 

『字幕マーカー』の表示時間が設定できましたら

次は実際にテキストを入れていきます。

 

『字幕マーカー』をダブルクリックするか、もしくは字幕ウィンドウから『ダブルクリックして編集』を押すことで

テキストを入力することができます。

 

 

また、『字幕位置の調整』を押すことで文字通り字幕の位置を調整することができます。

 

さらに『字幕テキスト形式の変更』を押すと

『フォント、カラー、スタイル、サイズ』など基本的なパラメータを設定することができます。

 

 

 

 

 

テキストクリップの作成方法

 

 

そして次にテキストクリップの作成を説明いたします

編集画面の左メニューからタイトルルームを選択します

 

 

 

すると様々なテンプレートがでるのでイメージに近いお好みのモノを選び

下のタイムラインに挿入します。

 

※タイトルルーム内で編集するとプリセットのほうが上書き保存されてしまうためです。

 

というわけでタイトルルームの中にある『デフォルト』プリセットを

タイムラインに挿入してカスタマイズ:設定していきます

 

 

 

そしてタイムライン上のタイトルをダブルクリック(もしくはデザイナーをクリック)すると

『タイトルデザイナー』が起動するのでそこでテキストの編集を行うことができます。

 

そして1ポイントとしては、

編集する前にテキストの表示時間をあらかじめ調整してから編集を行うのが一般的です。

 

 

 

 

タイトルデザイナーでは文字列やフォントスタイルなど様々な編集が可能です。

また、INやOUTのアニメーションを設定したり、キーフレーム機能を使って独自のアニメーションを作成することもできます。

 

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてください

PowerDirector:タイトルルームの使い方

続きを見る

 

 

動画が完成したらエンコード:出力する

 

 

最後に動画の出力の説明になります。

 

動画編集ではプロジェクト上で動画が完成した後に最適な動画ファイルに書き出すことを『出力:エンコード』といいます。

これは用途に応じて最適な設定を選びます。

 

それではまず『出力ウィンドウ』を開きます。

 

 

 

この『出力ウィンドウ』の左上のところから

お好みのプロファイル形式を選べるようになっています

 

 

 

 

まず様々なプロファイル形式があって迷うかと思いますが、

特にこだわりがない場合、たとえば古い再生機材で再生させたい!とかがないのであれば『プロファイル分析ツール』が最適です。

 

 

 

 

これをクリックすると使用している動画素材などに合わせて最適なプロファイル設定にしてくれます。

 

 

 

 

ビットレートって何?

動画1秒あたりに使用するデータ量のことです。

それぞれの出力コーデック(H.264やh.265など)によってデータ効率が異なりますので

このへんを調節するにはそれなりに知識がいります。

ビットレート値を高くすればそれだけ画質などがよくなりますが、高くしすぎるには注意が必要です。

ビットレートが大きいとPC上で再生する際に重くてスムーズに再生されないなどの不具合が生じることがあるためです。

 

 

 

 

そして、標準2D、3D、デバイス、オンラインなどのタブが分けられていますが

これは用途に応じて使い分けます。

 

例えば、iphoneやアンドロイドなどのスマホデバイスで再生したい!というのであれば

デバイスを選択しそれに応じたプリセットを選んであげるだけで大丈夫です。

 

スマホの他に、DVテープ、HDVテープ、Playstationなどのソニー製品や

XboxなどのMicrosoft製品などの目的に応じたデバイスがある場合はこれらを選ばれるのがいいかと思います。

 

そして、オンラインタブではYoutubeやニコニコ動画といったオンライン動画サイトに最適なプロファイルのプリセットも用意してあります。

なので、これらも目的に応じたモノがあれば、簡単にプロファイルを選ぶことができます。

 

ただし、アップロードも自動にされてしまうので、それが嫌な場合や

一度エンコードしたのを確認してからアップロードしたい場合は、オンラインではない標準 2Dでプロファイルを設定しなければなりません。

 

 

標準2Dの書き出し

 

 

というわけで一般的に使用する頻度が多い『標準 2D』について簡単に説明いたします。

 

この『標準2D』のタブでは

『使用頻度の低いマイナーな設定』から『使用頻度の高いメジャーな設定』まで様々なプロファイル設定が用意されています。

 

 

なぜ使用頻度の低いマイナーな設定まで用意しているのかというと

昔の再生規格(古いレコーダー)などで使用することも想定しているためです。

 

 

というわけで1つずつ簡単に説明していきます。

 

 

使用頻度:低

『AVI』形式ってなんぞ?

 

まず、『AVI』ですが、これは今よく目にする拡張子だけのなんちゃってAVIではなく

AVIという古い規格のコーデックだと思われます。

 

昔のデジタルビデオはAVIコーデックで取り込まれる事が多いので

それにあわせた規格なのかなと思っています。

 

 

使用頻度:中

『MPEG-2』ってなんぞ?

 

続いて『MPEG-2』ですが、これはDVDに焼くのに適した形式です。

 

ただし注意する点として、DVDに焼くのに適した形式ではあるのですが、

一般的なDVDレコーダーなどでは再生できないという点です。

 

あくまでもPCで再生する場合、あるいはDVDで保存する場合に適していると思ってもらえればと思います。

 

 

 

使用頻度:中

『Windows Media Video 9』ってなんぞ?

 

次にWindows Media Video 9ですが

これはWindowsを搭載しているPCではごくごく一般的なデータ形式のプロファイルです。

拡張子は、wmvでmp4と同等くらいの画質もあります。

 

 

使用頻度:中

『XAVCS』ってなんぞ?

 

 

次にXAVCSですがこれはソニーが提唱している4K世代の次世代映像フォーマットです。

小難しい話は抜きにしてベースが後述する『H.264』なので

特にこだわりがなければ『H.264』の4Kプロファイルでもいけるのかなと思っています。

 

出力した後、ソニー製品のレコーダーなどに取り込みたい場合などには、XAVCS形式がいいかもしれません。

 

 

使用頻度:高

『H.264 AVC』ってなんぞ?

 

 

そして『H.264 AVC』『H.265』が現在の主流だと思うのですが

『H.264』は先程説明した『MPEG-2』よりも圧縮率が2倍すぐれているファイル形式の動画コーデックです。

 

例えば2倍というのが何を示すのかと言うと

これらプロファイルの後ろにMBPSという数字があると思います。

 

これは『ビットレート:bps』という1秒あたりに割り当てられるデータ量を示す数値なのですが

MPEG-2とH.264のビットレートが同じ数値だった場合、H.264のほうが2倍データ効率がいいので画質が2倍綺麗になるということなのです。

 

またカスタムでビットレート値などを調整することもできますが

元動画のビットレート値よりも大きい値にしても画質が元の動画より綺麗になるということはありませんので

基本はプリセット通りのプロファイルがベストです。

 

単純に動画ファイルを出力するのであれば、H.264は拡張子がmp4として使いやすいということもあるので

オススメのファイル形式になっています。

 

 

使用頻度:高

『H.265 HEVC』ってなんぞ?

 

次にH.264の後継コーデックにあたるのが『H.265 HEVC』です。

 

これも簡単に言うと、H.264の2倍データ効率がよくなった後継の規格ですので

h.264のビットレートが4万であれば、H.265なら半分の2万程度で同等程度の画質を要するということになります。

 

ただし互換性という意味でPCのCPUが第7世代以前のCPUをお使いの場合

スムーズに再生されないなどのことがあるかもしれません。

 

僕はYoutubeに上げる時にはこのコーデックで出力しています

 

 

使用頻度:低

『イメージシーケンス』ってなんぞ?

 

そしてイメージシーケンスというのは、

動画ではなく画像を1コマずつ出力するファイル形式となります。

ぱっと思いうかぶものだとAPNGなどを実装する際に使えるかもしれません。

 

使用頻度:低

『音声ファイル』はなんとなくわかる

 

そして最後の音声ファイルというのは、

文字通り、映像データを出力せずに音声だけを出力するファイル形式になります。

 

以上が標準のファイル出力形式の説明になります。

 

 

 

今回は動画ファイルとして出力する方法を説明いたしましたが、

普通のレコーダーなどで再生できるようにDVDやブルーレイに焼くには、これらの通常の出力ではなく

ディスク作成からディスクに直接焼く必要があるという点にご注意ください。

 

 

 

動画出力時のビットレートはどう設定すればいい?

 

また動画出力時のビットレートの値には気をつけましょう。

 

このビットレートの値というのは、それぞれのコーデック + 解像度 + FPSによって最適な数値が変わります。

基本的には録画した元動画のコーデックとビットレート値にしておけば特に問題ありません。

 

ビットレートが低いとどうなる?

割り当てられるデータ量が少なくなるので、PC上で再生するにはスムーズになりますが

元の動画のビットレートよりも低い場合は、元動画よりもブロックノイズが発生しやすくなります

 

ビットレートが高いとどうなる?

割り当てられるデータ量が多くなるので、画質は綺麗になりますが

元の動画のビットレートよりも値を大きくしたとしても元の動画より綺麗になることはありません。

そして高すぎるビットレートは、PC上で再生する際に大きな負荷がかかってしまうので

PC上で動画ファイルを再生するような動画を作成し披露する時には注意が必要です。

 

 

おまけ~装飾ポイントをざっくり説明~

 

 

おまけとして簡単にですが、PowerDirectorで装飾することができるポイントというのをざっくり説明したいと思います。

 

PowerDirectorの強みは、トランジション(場面転換)アニメーションを手軽に使えたり

高品質なエフェクトを使えたりする点です。

 

装飾ポイント.1 各画像or動画クリップにトランジションを設定する

 

 

装飾ポイント1つ目としてトランジションというものを説明します。

 

トランジションというのは、場面転換アニメーションのことを指します。

一般的なイメージとしてはフェードというと緩やかに次の場面に移り変わっていく場面転換がイメージしやすいかなと思います

 

 

まず、『トランジションルーム』を開きます

 

 

お好みのトランジションを選んで適用したい部分に挿入する

 

 

 

また、トランジションの使い方は大まかに2通りあって、

単体のクリップに差し込む方法2つ並べられたクリップを繋げるようにして使う方法があります。

 

基本的にはトランジションが場面転換という意味を指す以上

2つの場面を繋げるように使用するのが一般的。

 

最大で約220個も!PowerDirector『トランジション』解説~基本から応用~:パワーディレクター

続きを見る

 

 

これをお好みの使い方で設定していきますができれば必要最小限の使用に留めるのがポイントです

 

例えば、基本的な決め事として

 

動画の冒頭部分で使う

・小刻みに場面が変わるときはトランジションは使わない

大きく場面が変わる時だけに使う

動画が終わる部分で使う

 

こういう決め事を守って動画を作ることでくどくない動画を作ることができるかなと思います。

 

 

 

 

装飾ポイント.2 エフェクトを設定する

 

 

次に2つ目の装飾ポイントとして『エフェクト』を説明いたします。

ここで言う『エフェクト』というのは、視覚効果のことを指すこととします。

 

動画や画像、テキストといった映像クリップに『エフェクト』を施すことで

かっこいい・オシャレ・あるいはプロが作ったような動画に仕上げることもできます。

 

 

『エフェクトルーム』を開きお好みのエフェクトを選びます。

お好みのエフェクトが決まったらタイムラインに挿入して使用します。

 

 

エフェクトは、エフェクトトラックに挿入して使う方法とトラック単体に適用して使う方法の2通りがありますが

今回はシンプルにエフェクトトラックに挿入して使います

 

エフェクトトラックに挿入して使う方法ですと、

そのトラックより上にあるクリップがすべて一括して適用対象となります。

 

 

エフェクトは全180種前後ありますのでお好みのものを適材適所で考えながら使用します

 

 

DEMO

 

 

 

もっと凝りたい場合は、キーフレームで各クリップの位置やサイズを動かしてアニメーション加工させたりすることで

クオリティを上げていくこともできます

 

 

お疲れ様でした!

 

 

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入江

管理人の入江言いマス。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector18を愛用しておりマス!少し凝ったアニメーションのテンプレート素材の販売を始めました。シンプルなモノはDirectorzoneで無料でテンプレート公開してるものもあります

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