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OpenShot 初級編|テキスト&テロップを作成する方法(外部ソフト:Inkscape)

2021年11月24日

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 無料版:OpenShotに対応

 

この記事では無料版:OpenShotでテロップ(テキスト)を作成する方法を解説いたします。

 

OpenShotは、標準搭載のテキスト作成機能だと

ほとんど思ったようにテキストを編集することはできません。

 

ホントに簡単な単色のテキストを作成するくらいになりますので予めご了承ください。
※作成は手間ですがInkscapeを連動させる方法もあります

 

OpenShotの基本的な概要については下記ページを御覧ください

 

 

 

 

 

 

 

OpenShotの標準機能を使ってテキスト&テロップを作成する方法

 

 

OpenShotのテロップ(テキスト素材)は下記3つの作業工程で作成します。

 

①メニューの『タイトル』→『タイトル』を選択

②『テンプレート』を選びデザインを仕上げる

③プロジェクトウィンドウに取り込まれたテキスト素材をタイムラインに配置

 

 

①メニューの『タイトル』→『タイトル』を選択

 

まずメニューにある『タイトル』をクリックして『タイトル』を選択します

 

 

すると『タイトル選択画面』が開くのでお好みのテンプレートを選びます。

 

 

 

 

②『テンプレート』を選びデザインを仕上げる

 

テンプレート選択画面からテンプレートを選択したら表示したい文字列を入力します。

 

 

そして『フォントを変更』をクリックすると書体が変更できる画面が開きますので

お好みの書体とサイズを指定します。
※最大サイズの72でも小さいのでご注意ください

 

 

次に『文字色』をクリックしてお好みのカラーを指定します。
※境界線やシャドウなどはつけれませんので単色のテキストになります

 

 

最後に『背景色』をクリックしてアルファチャンネルの値を0にして背景を透過します。

 

 

 

以上の設定後、『保存』をクリックするとプロジェクト画面に作成したテキスト素材がインポートされます。

 

 

 

 

③プロジェクトウィンドウに取り込まれたテキスト素材をタイムラインに配置

 

 

テキスト素材が作成できましたら、タイムライン上に配置してテキストを表示します。

 

プロジェクト画面のテキスト素材を

タイムライン上のお好みのタイミング位置にテキスト素材をドラッグします。

 

 

あとはテキスト素材の右端か左端をドラッグして表示時間を調整しお好みのタイミング位置に置くことで

お好きなタイミングでテキストが表示されるようになります。

 

 

 

 

 

 

外部ソフト:Inkscapeを使用してテロップ(テキスト)をデザインする

 

外部ソフトと連動させてテキストを作成したい場合は

Inkscapeをダウンロードしソフトをインストールする必要があります。

 

まず、公式サイトの『ダウンロード』というボタンをクリックします。

 

 

続いてご使用のOSを選択します。
※ここではWindowsを選択

 

 

Windowsを選択した場合は、64bit / 32bitを選択します。
※ここでは64-bitを選択

 

 

ダウンロードのファイル形式は左端のexeを選択します。

 

 

 

ダウンロードが完了しましたら、exeファイルをダブルクリックしてインストールを行います。
※この時、インストール先を覚えておく必要があります

 

 

 

 

次にOpenshotを起動し、『編集』→『設定』を開きます。

 

そして外部のタイトルエディタ(パス)のところに

先程インストールしたInkscapeのフォルダ→『bin』の中にあるinkscape.exeをパスの指定先にします。
※デフォルトであれば下記のパスになります

 

 

 

これで『OpenShot』と『Inkscape』との連動は完了です。

 

 

Inkscapeでタイトルの編集を行う

 

 

通常のタイトル作成と同じように、メニューから『タイトル』→『タイトル』を選択します。

続いてプリセット選択画面の中からお好みのテンプレートを選択します。

 

 

そして今回はフォントや文字などの設定はせずに

『外部ソフトで編集』を選択し『Inkscape』を起動します。

 

 

 

 

タイトルを作成する

 

 

Inkscapeが起動したら自由にタイトルを作成することができます。

 

テキストだけでなく図形を使ってもいいですし、とにかく1枚の静止画像というイメージで作成をします
※背景はデフォルトで透明なので特に設定する必要はありません

 

 

こんな感じでお好みのデザインに仕上げます。

 

 

 

多機能だけどむずい・・・

 

 

 

 

作成完了後、パスデータに変換して保存

 

 

 

テキストのデザインが完成したら

すべてのオブジェクトを選択した状態で『パス』→『オブジェクトをパスへ』を選択します
※『Alt+A』と押すとすべてのオブジェクトを選択している状態になります

 

 

 

続いて、作成した画像データの保存を行います

『ファイル』『名前を付けて保存』を選びsvgファイルを保存します。
※プロジェクトなどを保存しているフォルダでOKです

 

 

 

 

保存ができたら、Inkscapeを終了してOpenshotの画面に戻ります。

そして一度タイトルウィンドウを閉じてから、プロジェクト画面にsvgファイルをドロップします。

 

 

 

 

あとはこれを先程のテキスト作成と同じ要領でタイムラインに配置するだけでOKです

 

 

 

正直一個のテキスト作成するだけでもかなりヘトヘトになります

 

 

 

総括:OpenShot 初級編|テキスト&テロップを作成する方法(外部ソフト:Inkscape)

 

 

というわけでいかがでしたでしょうか。

 

やっぱりOpenShotはテキストの作成能力が今ひとつ

Inkscapeを経由して作成するのも骨が折れすぎるので疲れちゃうのが難点ですね・・・

 

一個テキスト作るくらいならいいんですけど

動画編集ってひたすらテキスト作ったりすることもあるので

ここまで手間がかかるのはちょっとしんどいかなと思います。

 

 

他の動画編集ソフトのテキスト作成記事もありますので

よろしければそちらも参考程度にご覧いただければと思います。

 

 

 

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入江

管理人の入江です。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector シリーズを愛用しており少し凝ったアニメーションの映像素材等を公開(無料&有料)しています。著書:『今すぐ使えるかんたん YouTube動画編集入門(技術評論社)』

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