製品版:PowerDirector 20 以上 /365 Win版に対応
※Mac版は未確認
今回はPowerDirector 20で拡張されたタイトルデザイナーのグラデーション機能を使って
ゴールド質感の金文字テロップを作成する方法を解説します。

もくじ
金色(ゴールドカラー)のテロップの作成手順
それでは実際に金色テロップを作成してみます。
デザインのテーマとしては
黄色と白と黒を上手いこと使って上品な金色に見えるように仕上げてみたいと思います。
①タイトルデザイナーでテロップを作成しておく
まずは、タイトルルームから適当なプリセットのテキスト素材をタイムラインに配置します。
そして配置した素材をダブルクリックしてタイトルデザイナーを開き
色以外のデザインを作成しておきます。

②フォントタブで金色のグラデーションを設定
次にフォントタブにチェックが入っているのを確認し
『塗りつぶし種類』を『グラデーション』に変更します。
するとグラデーションの設定項目が展開されます。
グラデーションの向きは縦向きでいいので
グラデーションスタイルはデフォルトの『リニア(線形)』のまま+デフォルトの角度でOKです。
次に金色に見せるためのカラーを指定していきます。
デフォルトでは『分岐点』が2つで黒から白に向かうグラデーションですが
これは必要な数だけ(分岐点の追加)を押すことで作成できます。
※今回は分岐点が5点になるように追加
必要な数だけ分岐点が作成できたら
それぞれの分岐点をドラッグして等間隔にします。
続いて色を変更したい分岐点(ここでは左端の黒)をクリックして『色の選択』を押し
カラーパレットから金色に見える色を指定していきます。


おまけ①金色に合わせる銀色の境界線を設定
この金色の文字に境界線をつけたい場合は、
黒と白とグレーのグラデーションで作成した銀色の境界線をつけるのがおすすめです。
グラデーションを合わせるコツは、上記で作成した金色グラデーションの白い部分を合わせるイメージです。
そうすると光の加減が上手くマッチすると思います。
おまけ②金色に合わせるシャドウを設定
この金色の文字を程よく光らせたい場合は
黄色でぼかしたシャドウをつけてあげるのがおすすめです。
金文字、ゴールドカラーのテロップデザイン集
ここからは僕が作成したテロップデザインの紹介になります。
※テンプレートはDirectorzoneにあげておりますのでよろしければダウンロードしてお使いください。

01. シンプル仕上げ『ゴールドフォント+シルバー境界線+光彩黄色シャドウ』
黄色を主体としたシンプルなデザインのゴールドテロップです。
金色のグラデーション部分、光彩部分共に黄色のみを使用しています。
フォント
■塗りつぶし種類:グラデーションカラー
■塗りつぶし:文字ごと
■グラデーションスタイル:線形(リニア)
■フォントグラデーションカラー:
■グラデーションの方向:270°(デフォルト)
境界線
■サイズ:2.0
■ぼかし:0
■塗りつぶし種類:グラデーションカラー
■塗りつぶし:文字ごと
■グラデーションスタイル:線形(リニア)
■フォントグラデーションカラー:
■グラデーションの方向:270°(デフォルト)
シャドウ
■距離:0.0
■ぼかし:20
■色:
02. 金縁仕上げ『グレーフォント+ゴールド境界線+黒シャドウ』
シンプルな金色カラーを境界線のみに施したテロップです。
フォントカラーはグレーが良く合うと思います。
フォント
■塗りつぶし種類:単一色
■フォントカラー:限りなく黒に近いグレー
境界線
■サイズ:2.0
■ぼかし:0
■塗りつぶし種類:グラデーションカラー
■塗りつぶし:文字ごと
■グラデーションスタイル:線形(リニア)
■フォントグラデーションカラー:
■グラデーションの方向:270°(デフォルト)
シャドウ
■距離:1.5
■ぼかし:0
■色:
03. レトロ仕上げ『ゴールドフォント+シルバー境界線+光彩黄色シャドウ』
金色のグラデーション部分を、黄色とオレンジを混ぜた赤みのあるゴールドテロップです。
少しレトロちっくな仕上がりになりますが、工夫次第でオシャレに見せることができるかなと思います。
フォント
■塗りつぶし種類:グラデーションカラー
■塗りつぶし:文字ごと
■グラデーションスタイル:線形(リニア)
■フォントグラデーションカラー:
■グラデーションの方向:270°(デフォルト)
境界線
■サイズ:2.0
■ぼかし:0
■塗りつぶし種類:グラデーションカラー
■塗りつぶし:文字ごと
■グラデーションスタイル:線形(リニア)
■フォントグラデーションカラー:
■グラデーションの方向:270°(デフォルト)
シャドウ
■距離:0.0
■ぼかし:20
■色:
総括:PowerDirector 20 で金色文字のゴールドテロップを作る方法
というわけでいかがでしたでしょうか
PowerDirector 20のグラデーション機能を使うと金文字や銀文字が簡単に作成できるのがとても良いですよね。
表現の幅が広がるといいますか。
それではお疲れ様でした!
PowerDirector 20の最新機能については下記記事をご覧くださいませー