『特殊エフェクト機能』とは
PowerDirector 17で実装されたタイトルデザイナー専用の特殊エフェクト機能です。
※PowerDirector 17以前のバージョンでは使えないのでご注意ください。
特殊エフェクトが適用されたテキストは、テキスト枠に対して炎や雷、ネオンといったエフェクトが追加されます。
製品版:PowerDirector 17 ~ / 365 Win版に対応
※Mac版は未対応
この記事ではPowerDirectorのタイトルデザイナーで使用できる
『特殊エフェクト』の機能について解説いたします。
テキスト編集の基本解説ページ
PowerDirector17で実装された『特殊エフェクト機能』について
特殊エフェクト機能はPowerDirector 17で実装された機能です。
タイトルデザイナー上で特殊エフェクト効果をONにして適切な設定をすることで
テキストの外枠に雷などのエフェクトをつけることができます。
※ただし特殊エフェクトを適用するとキーフレームを含むアニメーション関連の機能は使用できなくなります
タイトルデザイナー:『特殊エフェクト』機能概要
特殊エフェクトは『タイトルデザイナーで作成したテキスト』の枠にエフェクト効果を付ける機能です。
※エフェクト効果は、『炎、ライト、稲妻、LEDネオンサイン、ネオンサイン、電波』の6種類
特殊エフェクト機能の適用方法
まず、タイムライン上にタイトル素材を配置してテキストを作成します。
次に作成したテキストをダブルクリックしタイトルデザイナーを起動します。
『オブジェクト:特殊エフェクト』項目をクリックして展開し、お好みのエフェクトを選択します。(ここでは炎)
※特殊エフェクトを適用するとキーフレームを含むアニメーション関連の機能は使用できなくなります
続いて炎の『ルック』の中から6つのプリセットを選ぶことができるので
一番イメージに近いお好みの『ルック』を選びます
※ここでは4を選択
あとは『サイズ』と『濃度』のパラメータを弄ってアニメーションの仕上がりを微調整します。
『特殊エフェクト』で作れるテロップデザイン集
ここからは実際のプリセットを使用したテロップのデザイン例をご紹介します。
デザインのコンセプトはフォントの見やすさを一番としており
その次にフォントに合った自然に見えるエフェクトの感じを大事に作成してます。
炎:デザイン
まずは、比較的使いやすい炎のデザインからご紹介いたします。
ルック①デザイン例
ルック①はオレンジ色の炎が緩やかに燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
炎の色は変更することができませんのでテロップの色と被らないように黒に近いグレーのフォントカラーにして調整しています。
境界線について
境界線の色は炎の色と同化するようなグラデーションカラーにして調整しています。
※グラデーションはPowerDirector 20以上
シャドウについて
シャドウは『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+オレンジ色』にして燃えて光っている感じに調整しています。
ルック②デザイン例
ルック②は蒼い色の炎が勢いよく燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
神秘的な炎を演出するために白のフォントカラーにして調整しています。
境界線について
境界線の色は炎の色と同化するようなグラデーションカラーにして調整しています。
※グラデーションはPowerDirector 20以上
シャドウについて
シャドウは『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+蒼い色』にしてエフェクトと同じ色で発光している感じに調整しています。
ルック③デザイン例
ルック③は白と青白い色の炎がおだやかに燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
神秘的な炎を演出するために白のフォントカラーにして調整しています。
境界線について
境界線はなし
シャドウについて
シャドウはシンプルに白く発光するように『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+白色』にして調整しています。
ルック④デザイン例
ルック④は青白い色の炎が燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
グレーのフォントで調整しています。
境界線について
白の境界線で調整しています。
シャドウについて
シャドウはシンプルに青白く発光するように『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+青い色』にして調整しています。
ルック⑤デザイン例
ルック⑤はきめ細かいオレンジ色の炎が勢いよく燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
文字が見えやすいように白のフォントカラーにして調整しています。
境界線について
境界線はなし
シャドウについて
シャドウはシンプルに燃えながら発光するように『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+オレンジ色』にして調整しています。
ルック⑥デザイン例
ルック⑥はリアルな炎が勢いよく燃える特殊エフェクトになっています。
※炎の色は変更不可
フォントカラーについて
文字が見えやすいように白のフォントカラーにして調整しています。
境界線について
グレーのカラーで調整しています。
シャドウについて
シャドウは勢いよく燃えながら発光して見えるように『やや明るめ+ぼかし強め+距離0+赤色』にして調整しています。
以下編集中につきしばらくお待ち下さい。
ライト:デザイン
稲妻:デザイン
LEDサイン:デザイン
ネオンサイン:デザイン
電波:デザイン
総括:PowerDirector17~『オブジェクト:特殊エフェクト機能』の解説
特殊エフェクトを使用するとキーフレーム機能が一切使えなくなりますが
その分エフェクトによる動きがでますので、その動きを大事にして作成するのがおすすめです。