基礎編『設定 / 使い方』

PowerDirectorで無料で使えるLUTのご紹介|VLOG、シネマティック用

2022年2月26日

 

LUT:ルックアップテーブル

 

PowerDirectorではLUTと呼ばれるカラープリセットを適用してお手軽にカラーグレーディングを行うことができます。

 

■LUTを入手する方法

①Cyberlink純正のものをインストールする:365ユーザーは無料

②ネット上でダウンロードする

製品版PowerDirector18以上に対応:365なら公式のLUTパックが無料で使用可能

 

 

ここではPowerDirector 365ユーザー以外でも

PowerDirectorで無料使用できる『クリエイティブLUT』のご紹介と簡単な使い方を併せて解説しています。
※PowerDirector 18以上推奨/静止画&動画に適用可能

 

 

LUTには『Log撮影された映像を正しい色に変換するLUT』と『色を表現するためのクリエイティブな使い方をするLUT』があります。
※今回紹介するLUTは後者の『クリエイティブLUT』

 

 

LUTは色調補正の機能と合わせて使ってくださいー。

 

 

 

 

LUTってなんぞ?

 

 

 

LUTというのは、Look up tableの略で簡単に言うとカラーフィルターのようなものです。

 

LUTにもいくつか種類があり、LOG撮影された映像を正しい色に変換するためのLUTや

正しい色に変換した後に色の世界観を表現(カラーグレーディング)するためのクリエイティブなLUTがあります。

 

 

 

LUTをインストールする方法

 

 

PowerDirectorでは2つの方法でLUTをインストールし使用することができます。

 

①CyberLinkで公式に配信されているLUTパックをインストールする方法(365ユーザーは無料)

②ネット上で公開されているLUTを探してダウンロードしてくる方法です。
※2つの無料LUTパックをご紹介

 

 

方法①PowerDirectorの純正のものをインストールする:365ユーザーなら無料

 

 

PowerDirector 365のサブスクユーザーの方は

CyberLinkで公開されている純正のLUTを無料でインストールすることができます。

 

 

LUTパックはApplication Managerに入っているので

365ユーザーの方はCyberLink Application Managerを開きエフェクトパックを開きます。

 

 

 

 

そしてLUTパックと記載のあるものの中からお好みのものを選びインストールをクリックします。

 

 

 

 

 

するとPowerDirectorにLUTパックがインストールされ

『エフェクトルーム』→『カラーLUT』から使用することができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

方法②ネット上で公開されているLUTファイルをダウンロードして直接インストールする

 

 

365のサブスクユーザーでない方は

ネット上で公開されているLUTファイルを手動でインストールすることでもLUTを使用することができます。
※PowerDirector 18以前と以後では使い方が若干異なります

 

ここでは無料公開されている3つのLUTパックをご紹介します。
※Premium Beat & Rocket Stock & Color Grading Central

 

Premium Beat by shutterstock

Wounderlust:旅行をテーマにした色調のLUTパックです。

 

■LUTパックのダウンロード手順

公開ページに移動

②Download 17 Free LUTs for LOG Footagをクリック

 

RocketStock by shutterstock

シネマティック風の影やコントラストを強くしたものや、映像に柔らかな色を加えることをテーマにした色調のLUTパックです。

 

■LUTパックのダウンロード手順

公開ページに移動

②Downloadをクリック

The 70 Best Free LUTs by Color Grading Central

 

■LUTパックのダウンロード手順

公開ページに移動

②Downloadをクリック

③ポップアップ画面に従う
(Instagramでメッセージを送る or 「I don't use instagram」をクリックしてサインアップ)

④サインアップした後送られてくるメールアドレスに記載されているダウンロードURLをクリック

 

 

上記のサイトなどからダウンロードしたフォルダを展開しておきます。
※中にLUTファイルなどが入っていますがPowerDirectorの編集画面から取り込みます。

 

 

 

そしてPowerDirectorの編集画面を開きエフェクトルームを開きます。

 

 

 

 

次にLUTをカテゴリー分けしてインストールするために新規タグを作っておきます。
※新規タグの追加→自分で見てわかりやすい名前を入力

 

 

 

続いて新規タグが選択された状態で

画面左上の『カラープリセット&CLUTの読み込み』をクリックします。

 

 

 

 

そして先程のサイトからダウンロード→展開しておいたフォルダを開く

 

LUTファイル(cubeファイル)がありますのでこれらをクリックするとインストールすることができます。
※範囲選択で一括してインストールすることも可能ですが、ちょっと重たそうですので小分けにしてインストールするのがおすすめです。

 

 

 

 

インストールされたLUTはエフェクトルームに保存されているので

そのまま動画にドロップすることで個別適用して使用することができます。
※パックごとにカテゴリー分けしておくのがおすすめです。

 

 

 

 

17以前のバージョンをお使いの方は・・・

 

 

 

17以前のバージョンでしたら

動画素材&写真素材を選択→『補正強調』→『カラープリセット&CLUT』からLUTが使用できます。
※僕の環境ではPowerDirector 16まで確認→16は『ルックアックテーブル』

 

 

 

 

 

LUTを使用する手順

 

 

 

 

次にインストールしたLUTを使用する手順について説明いたします。

 

 

 

手順①動画素材をタイムラインに配置する

 

 

まずはPowerDirectorの編集画面から動画素材をタイムラインに配置します。

 

 

 

 

 

手順②動画素材の色調をざっくり補正

 

 

タイムラインに配置した映像を選択して『補正/強調』をクリックします。

 

 

 

 

すると補正と強調のパラメータが表示されるので映像が自然に見えるようにざっくりとパラメータを補正します。
※LUTを適用した後で最終調整を行うのでざっくりでOKです

 

 

 

おすすめ補正ポイント

・映像ノイズ除去:NVIDIA映像ノイズ除去→映像ノイズだけでなく肌なども綺麗に見えます※PowerDirector 365専用

・色調整:コントラストと輝度を中心に被写体が綺麗に映るパラメータに調整するのがおすすめ

 

 

色の補正について詳しくは『PowerDirectorで映像の色を補正する方法を解説|カラーコレクション』の記事をご覧ください。

 

 

 

■補正前

 

■色調補正後

 

 

今回は、顔が明るく見えるように『露出』と『シャドウ』を上げて補正しました。

 

色はLUTでつけるので彩度は控えめに撮影ーー

 

 

 

 

手順③エフェクトルームからお好みのLUTを適用する

 

 

次にエフェクトルームを開いて予めインストールしておいたLUTを選びます。

 

 

 

 

使用するLUTが決まったら先程色調を補正しておいた映像素材に直接ドラッグします。
※今回はColor Grading CentralのWonder Womanを使用

 

 

 

 

するとこのような色合いに調整されます。

 

 

 

 

良い色が入りましたが、強度が強すぎるのでここからさらに調整ーー

 

 

次にLUTのカラー強度の調節を行います。

LUTを適用した素材を選択して『エフェクト』をクリックします。

 

 

すると『エフェクトの設定』画面に先程適用したカラーLUTがありますので

強度のパラメータを自然に見える範囲に調整します。

 

 

 

 

 

そしてLUTの強度に合わせて再度手順②の要領で色を調整していきます。

 

 

 

手順④動画素材の色を最終調整

 

 

先程のLUTでは映像が若干暗くなりましたので

露出(※映像に入る光が明るくなる)を上げつつ微調整を行います。
※これは映像素材と選ぶLUT、さらにいえば編集者の好みによります。

 

 

 

 

するとこのような感じに仕上がります。

 

 

 

 

 

自然かつ映画っぽい迫力のある色が出ました

 

 

 

 

LUT作例:Premium Beat

 

Premium BeatのLUTを使った作例です。

WounderlustのLUTは地名にちなんだ17個のLUTが含まれています。

 

 

それぞれの地域っぽい色調に変えてくれるのだろうか

 

 

Boulder by PremiumBeat

エフェクト強度 100
色調整:露出160 シャドウ30

 

恐らくコロラド州のボルダーの地名かと思われます。

 

彩度とコントラストが強く入り、映像全体が暗くなったので

『露出』で明るい部分、『シャドウ』で暗い部分を引き上げて調整しました。

 

 

 

Butte by PremiumBeat

エフェクト強度 100
色調整:露出 150

 

 

彩度は低めでコントラストが強めに入るLUTです。

パキっとしたはっきりする色調のLUTなので、『露出』で明るさだけを調整しました。

 

 

Everest by PremiumBeat

エフェクト強度 80
色調整:露出 170

 

恐らくエベレストのことだと思います。

彩度は鮮やかめで青系の色が強く入るLUTです。

 

 

Seattle by PremiumBeat

エフェクト強度 100
色調整:露出 150

 

アメリカワシントン州のシアトルのことだと思われます。

コントラストが弱めの優しい印象の色調なので、『露出』で映像の明るさだけで調整しました。

 

 

 

 

LUT作例:Color Grading Central

 

 

Color Grading Centralで公開されているLUTの作例です。

様々な用途に応じた70個のLUTがあるのですが、『Look LUTs』フォルダ内にある40個のLUTが使いやすいです。

 

 

マトリックスやワンダーウーマンみたいな映画をテーマにした色調のLUTもあるのですーー

 

 

3Strip by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

70s by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

Amelie by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

Avator by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

Blade Runner by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出 140 シャドウ30

 

 

Bleach by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

Brooklyn by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:デフォルト

 

Chamoisee by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

Drive by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

Duotone by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出 120 シャドウ40

 

Emulsion by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

Enemy by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出 130 シャドウ50

 

Enhance by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出140

 

Glacier by Color Grading Central

エフェクト強度 80
色調整:露出 110 シャドウ60

 

Godfather by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

 

Grimm by Color Grading Central

エフェクト強度 80
色調整:露出 120 シャドウ60

 

 

Matrix V2 by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出 140 シャドウ40

 

Thriller by Color Grading Central

エフェクト強度 100
色調整:露出 130 シャドウ30

 

Vinteo by Color Grading Central

エフェクト強度 100

 

Wonder Woman by Color Grading Central

エフェクト強度 80
色調整:露出 140 シャドウ40

 

 

 

 

 

管理人コメント(まとめ)

 

 

というわけでいかがでしたでしょうか。

 

これはどのような素材をどのように見せたいかにもよりますので

不自然に見えない範囲で色を調節しながらお好みのLUTを合わせたりして色々試してみてください。(僕もずっと試してます。)

 

 

 

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