2020年12月に記念すべきPowerDirector Mac版/365が発売されました!
今回はMac版のサブスクリプションを購入された方と従来のWin版サブスクリプションを使用している方向けに
PowerDirectorに入れるべきアドオン・プラグインについて説明しています
サブスクリプションプランのアドオン・プラグインの選び方がわからないという方に
参考にしていただけると嬉しく思います
PowerDirector 365 / 動作スペック | |
OS | Windows 10、8、8.1、7 (64-bitのOSのみ対応) Mac OSX 10.14 |
インターネット接続 | 初回起動時のアクティベーション、ユーザー登録、コーデック、ディスク作成時のアクティベーション (AVCHD、Blu-ray ディスク、DVD、H.264、MPEG-2) 、ソフトウェアのアップデート(パッチ)、DirectorZone へのアクセスに必要 |
CPUプロセッサー | Intel Core™ i-series、または AMD Phenom® II 以上 Apple M1 (Rosetta 対応) |
RAM | 4GB (6 GB Recommended) |
グラフィックカード | 通常 2D 動画: 128MB 以上の VRAM 360 度動画: DirectX 11 に対応 AI プラグイン: 2GB 以上の VRAM |
モニター解像度 | 1024 x 768、16-bit カラー以上 |
また、アドオン・プラグインではなく基本機能などの操作が知りたい方は以下の記事を御覧くださいませ
Win版での操作画面になりますがMac版と通ずるものはあると思います
- 今までのPowerDirectorではMac版に対応していなかった!
- アドオン・プラグイン管理方法:Cyberlink Application Manager
- 365 サブスクリプションユーザーが追加すべきおすすめアドオン10選
- 第1位:『PowerDirector コンテンツパック essencial 1』/ エフェクトパック
- 第2位:『PowerDirector コンテンツパック プレミアム 1 ~ 5』/ エフェクトパック
- 第3位:『モリサワフォントパック』 / エフェクトパック
- 第4位:『アーバン LUTパック』 / エフェクトパック
- 第5位:『ライトリークオーバーレイパック』/ エフェクトパック
- 第6位:『レンズフレアパック』 / エフェクトパック
- 第7位:『効果音-SF』/ 音声
- 第8位:『名画シリーズ 水墨画』 / エフェクトパック
- 第9位:『名画シリーズ ゴッホ』 / エフェクトパック
- 第10位:『名画シリーズ 印象派 vol 1 & 2』 / エフェクトパック
- まとめ:365 サブスクリプションユーザーが追加すべきおすすめアドオン10選
今までのPowerDirectorではMac版に対応していなかった!
今まではPowerDIrectorがMac版に対応していなかったので
『PowerDirector Mac』と検索すると
こんな記事が上位にあって
平気でPowerDirectorと何の関係もない自社製(中国製)のソフトを売り込んでいる状況だったんですよね
ですが、やっとPowerDirectorが念願のMacに対応しましたので
Mac版ユーザーでもカジュアルな動画編集ソフトとしてPowerDirectorを選ぶことができるようになりました!
Mac版対応とは・・・
凄いことだ、これは https://t.co/WBj4UwvkOM pic.twitter.com/IvwQliLOGD— お遊び動画編集部 入江 (@Douga_H_B_irie) December 10, 2020
ただ、Mac版ですとサブスクリプションである365しか現在は発売されていません
365サブスクリプションプランってなんぞ?
365サブスクリプション版というのは、定額制プランのことで月額約500円かかりますが、
その代わりバージョンは常に最新版+Cyberlinkで販売している有料アドオンなどがすべて無料で使い放題といった
僕も利用しているお得なプランになっています
有料アドオンが全て使い放題なのはいいんですが
数が多くてどれを導入すればいいのかいまいちよくわからん!という方が多いと思います
今回はそういうアドオンやプラグインの選び方がわからない方向けに
これは入れておいたほうがいいよ!というおすすめのアドオン or プラグインを紹介いたします
アドオン・プラグイン管理方法:Cyberlink Application Manager
※Win版のアプリ画面
PowerDirector 365では、アプリの管理+アドオン・プラグインの管理を
『Cyberlink Application Manager』というソフトで一元化して行っています
ここに購入した時のアカウントでログインすることで
PowerDirectorなどのインストール権限のあるソフトをインストール・アップデートしたり
お好みのプラグイン+アドオンをインストールすることができるようになります
アプリ管理:マイプログラム
※Win版のアプリ画面
マイプログラムでは、自分のアカウントの権限化にあるサブスクリプション専用ソフトを
『インストール・アップデート・起動』することができます
プログラムを再インストールする際もここからできますので
サブスクリプションユーザーは、バックアップ用のディスクなどは必要なかったりします
ただし、買い切り版の方はディスクやファイルからの直接インストールになるので
インストールファイルというのをずっと残しておかなくてはなりません
リソース管理
※Win版のアプリ画面
リソースのタブでは主にプラグインやアドオンなどを追加することが出来ます
・視覚的なエフェクト効果を追加する『エフェクトパック』
・使い所が難しい『動画』素材
・BGMや効果音などをついかできる『音声』素材
・Cyberlinkで提供している『フォント』素材
ざっくり説明するとこんな感じです
エフェクトパック
『エフェクトパック』カテゴリーでは、視覚的なエフェクトを担っているアドオンが多く存在します。
メインとなる『コンテンツパックシリーズ』では
テキストテンプレートやビデオオーバーレイテンプレート、パーティクルテンプレート、DVDメニューテンプレートなどを追加することができます
そしてコンテンツパック以外のものでも面白いアドオンが多く
AIで抽象画、ゴッホ画のように合成するプラグインであったり
淡い光を重ねて合成する『ライトリークのオーバーレイパック』などがございます
※オーバーレイというのは、映像を重ねつつ、黒い部分を透過させることで手軽に合成できる映像素材のことです
※現在、AIでの抽象画、ゴッホ画の合成アドオン+ライトリークオーバーレイパックはMac版に非対応とのこと
あとは『LUT:ルックアップテーブルパック』というものもおすすめで
これはそれぞれのテーマに合わせて一瞬で色調などを買えることができるプリセットとして使用することができます
※左がLUT適用
このLUTを使いこなすことで、映像をシネマティックの色調にしたり、青みを強調させてホラーっぽい色調にしたりすることができます
動画
『動画』カテゴリーでは
ロサンゼルスの町並みや湖&滝、四季をテーマにした動画素材をダウンロードすることができます
音声
『音声』カテゴリーでは
BGMや効果音をCyberlink Application Managerから取り込んで
PowerDirectorのメディアルームから直接使うことが出来るようになります
ただし、すべての音源が無条件で使えるわけではなく
・個人使用のみが認められている音源
・Youtubeで使用し収益化もできる音源
この2つが混在していますので注意が必要です
PowerDirectorの音源著作権についてのお役立ち記事はこちら
フォント
『音声』カテゴリーでは
Cyberlinkから提供されているフォントをWindows上にインストールして使用することが出来ます
また『モリサワフォント』に限りますが
フォントではなくなぜか『エフェクトパック』の方に入っていますのでそのへんはご注意くださいませ
365 サブスクリプションユーザーが追加すべきおすすめアドオン10選
それでは僕が個人的に思う
追加すると使い勝手がよくなるおすすめのプラグイン+アドオンのご紹介をします
第1位:『PowerDirector コンテンツパック essencial 1』/ エフェクトパック
Win版 / Mac版対応
『PowerDirector コンテンツパック Essencial』は
とりあえずなにも考えずに入れておきたい基本の『コンテンツパック』です
『コンテンツパック』にはなにが入っているのかというと
- DVDのメニューを作成するテンプレート
- PIPオブジェクトの素材テンプレート(動くアニメーションみたいなもの)
- パーティクルの素材テンプレート(動くアニメーションみたいなもの)
- プラグイン→テーマデザイナーのテンプレート
- プラグイン→スライドショーのテンプレート
- トランジション素材
- タイトル素材のテンプレート
などがまんべんなく追加されるパックになっています
PowerDirector コンテンツパック Essencial 1の内訳
12 メニューテンプレート - アラウンド・ザ・ワールド / インクスプラッター / シネマティック / タツノオトシゴ / トラベル / バースデー / パーティー / ブロードウェイ / ベビールーム / ミュージックボックス / 洗練 / 優雅
49 PiPオブジェクトテンプレート - グローバル / パーティー05 / マジック / マジックブック / 結婚式03.04,06, / 時計 / 旅行01,02 / 録画 / トナカイ / バラ / 蘭 / アラウンド・ザ・ワールド / いいね!/ オーディオレベルメーター / カメラフォーカス / ジオ タグ / スポットライト / トロピカルアイランド / バーサス 1 / バーサス 2 / パスポートスタンプ / フィルムストリップ / フィルム プロジェクター / ブルーミング 1 / ブルーミング 2 / ヘナ タトゥー / ポップコーン / ラスベガスサイン / レコードプレーヤー / レベル / レンズフレア 1,2,3,4,5,6 / ワールド / 鼓動 / 時間 / 旅行荷物 / 録画 / ポラロイドツリー / 二重 / いいね!/ソーシャルメディアトーク
69 パーティクルテンプレート - カード / クローバー / サクラ / スタートレイル / スモーク / タンポポ / ネオン / ファイア / フェアリーダスト / リボン / 羽 / 紙吹雪 / 雪 / 01星 / 02光 / 03 フレア / 05 泡 / 08 雲 / 09 雪 / 10 花 / 11 タンポポ / 12 海 / Xs & Os / ウェーブ / カード / キラキラ星 01,02 / クローバー / サイクル / サウンドオブミュージック / サクラ / スタートレイル / スターダスト / スモーク / ダイヤモンド / タンポポ / トレイリングライト / トレーサー / ネオン / ハート / ピクシーダスト / ファイア / ファンタジー / フェアリーダスト / プリズム / ブルーバブル / フレアーファッション / ヘイルストーム / ポップコーン / リボン / 羽 / 蛍 / 桜 / 三角形 / 紙吹雪 / 秋 / 雪 / 閃光 / 冬 / 霧 / 彗星 / MTV 1.2.3 / スチルムービー / バーサス / ビデオプレーヤー / ピンホール / フレームウィンドウ / レンズフレア 1.2.3.4.5.6.7 / 空港荷物 / 打ち上げ / 飛行機 / ソーシャルメディアアクション / ソーシャルメディアトーク / たくさんのいいね!
22 テーマテンプレート - Facebook / アクション / 旅行 / グリッド / ノートブック2種 / ピクチャーフレーム / フィルムストリップ2種 / ポストカード2種 / メディアウォレット2種 / インクスプラッター / ギャラリー / クルーズ / ディスカバリークルーズ2.0 / ビーチ / メモリーフィールド / モダンアルバム / リフレクション / ワルツ
3 スライドショーテンプレート - アウタースペース / フローズンスペース / バルーン +テーマテンプレート22種
10 トランジション - ダイアモンド1,2,3,4,5 / 渦 / 干渉2 / 蒸発 上,中 / 氷結
101 タイトルテンプレート - テキストのみ27種 / 一般34種 / クレジット+スクロール14種 / バケーション6種 / ロマンス4種 / 子供6種 / スパークリング6種 / ソーシャルメディア3種 / スポーティー5種
とりあえずのテンプレート素材が増えますので
使う使わないに限らずとりあえず入れておいて損はないのかなと思います
第2位:『PowerDirector コンテンツパック プレミアム 1 ~ 5』/ エフェクトパック
Win版 / Mac版対応
こちらも第一位の『PowerDirector コンテンツパック Essencial』と似ているアドオンで
テンプレート素材がまんべんなく追加されるパックとなっています。
とりあえず入れておいてOKだと思います
PowerDirector コンテンツパック プレミアム1の内訳
15 クイックプロジェクト - アラウンド・ザ・ワールド(オープニング+中間+エンディング)3種 / ウェディング3種 / エクストリームスポーツ3種 / ラブ3種 / 冒険3種:プレミアム1
2 メニューテンプレート - 宇宙 / サイエンスフィクション:プレミアム1
8 PiPオブジェクトテンプレート - アート / 自転車 / ジャイロスコープ / 熱気球 / 旅行 / 切手 / 地下鉄線路図 / トロピカルアイランド:プレミアム1
8 パーティクルテンプレート - 蝶 / ハート / バブル / バルーン / かけら / 旅行 / ジオタグ / トラベルマップ:プレミアム1
22 テーマテンプレート - Facebook / アクション / 旅行 / グリッド / ノートブック2種 / ピクチャーフレーム / フィルムストリップ2種 / ポストカード2種 / メディアウォレット2種 / インクスプラッター / ギャラリー / クルーズ / ディスカバリークルーズ2.0 / ビーチ / メモリーフィールド / モダンアルバム / リフレクション / ワルツ
3 スライドショーテンプレート - アウタースペース / フローズンスペース / バルーン +テーマテンプレート22種
0 トランジション -
8 タイトルテンプレート - クレスト / ジャイロスコープ / 熱気球 / ミュージックビデオ 2 / サイエンスフィクション / スポット / ステッカー / 水彩画
第3位:『モリサワフォントパック』 / エフェクトパック
Win版 対応/ Mac版不明
なぜか『エフェクトパック』カテゴリーに入っているんですが
『モリサワフォント』のアドオンを入れておくのをおすすめいたします
『モリサワフォント』のアドオンを入れると
株式会社モリサワの10種類のフォントがPowerDirector上で使用できるようになります
※ただしPowerDirectorでしか使えないのでそのへんはご注意くださいませ
第4位:『アーバン LUTパック』 / エフェクトパック
Win版 / Mac版対応
次に、『エフェクトパック』の『LUT:ルックアップテーブル』と
記載のあるアドオンについてご紹介いたします
『LUT:ルックアップテーブルパック』というのは先程も説明しましたが
それぞれのテーマに合わせて一瞬で色調などを買えることができるプリセットとして使用することができるものです
このLUTパックを追加することで
PowerDirector→エフェクトルーム→LUTにそのプリセットが追加されるようになっています
そしてこの『アーバン』というのは『都市』という意味があり
都市の色調に合わせたプリセットを24種類追加することができるアドオンになっています
あとはそのLUTを適用したい映像素材を選択した状態で、
調整に使用したい『LUT』を適用するだけで色調が変えることができます
第5位:『ライトリークオーバーレイパック』/ エフェクトパック
Win版のみ対応
個人的にすごい使いやすいなと思うのが
『エフェクトパック』の中にある『ライトリークオーバーレイパック』です
このアドオンを追加すると
『エフェクトルーム』→『ブレンドエフェクト』に『ライトリークオーバーレイパック』が追加されます
これらを映像に重ねるだけで淡い光の加工(しかもアニメーションもする)をお手軽に施すことが出来るので
ものすごくおすすめです
ライトリークのオーバーレイパックがダウンロードできないユーザー向けの記事
第6位:『レンズフレアパック』 / エフェクトパック
Win版のみ対応
あとは『ライトリークオーバーレイパック』と使い方が非常に似ているんですが
『レンズフレアパック』というのもおすすめです
このアドオンを追加すると
『エフェクトルーム』→『ブレンドエフェクト』に『レンズフレアブレンドパック』が追加されます
これも『ライトリークオーバーレイパック』と同じように
画像や動画等の映像素材に重ねて使用するだけでレンズフレアの加工を施すことが出来ます
レンズフレアのオーバーレイパックがダウンロードできないユーザー向けの記事
第7位:『効果音-SF』/ 音声
Win版 対応/ Mac版不明
次に『音声』カテゴリーの中にあります『効果音-SF』をおすすめいたします
これはCyberlinkさんの音声素材なのでYoutubeなどでも使用できる効果音になっています
SF的な効果音なので、少し癖の強いものも多いのですが
使い勝手の良い効果音もあるのでおすすめです
このアドオンを追加することで
PowerDirector→メディアルーム→サウンドクリップの中に20種類の効果音が追加されます
第8位:『名画シリーズ 水墨画』 / エフェクトパック
Win版のみ対応
次に『AI スタイルプラグイン』を使用するエフェクトパックをご紹介いたします
『AI スタイルプラグイン』はPowerDirector→『プラグイン』→『AI スタイルプラグイン』から使用できる機能です
『名画シリーズ 水墨画』のプラグインを追加することで
その機能の中に『動画素材を水墨画のように変換する』機能が追加されます
通常の映像を『水彩画』っぽく仕上げられるので
そういう加工がしてみたい方は是非!
ちなみにサブスクリプションではなく、通常で買おうとすると2万近くするプラグインになっており
『恐らく単品では売るつもりないんだろうな』と僕は心の底で思っています
第9位:『名画シリーズ ゴッホ』 / エフェクトパック
Win版のみ対応
次に水彩画と同じように使える『AI スタイルプラグイン』を使用した別のエフェクトパックをご紹介いたします
『AI スタイルプラグイン』は現在3つのプラグインが存在しており
このプラグインを追加・使用することで『ゴッホ画』っぽく仕上げることが出来ます
第10位:『名画シリーズ 印象派 vol 1 & 2』 / エフェクトパック
Win版のみ対応
そして最後の『AI スタイルプラグイン』として『名画シリーズ 印象派』もおすすめしておきます
使い方は先程の2つと同じなのですが、せっかくサブスクリプションに入っているなら
サブスクリプションが切れる前に入れておこうぜ!という感じでおすすめしています
まとめ:365 サブスクリプションユーザーが追加すべきおすすめアドオン10選
いかがでしたでしょうか?
僕的には『とりあえず入れておいたほうがいいアドオン』と『使い勝手がいいアドオン』
それから『やや遊び心に振れたプラグイン』の3つをまんべんなく紹介したつもりです
ただ、まだもうちょっとMac版に対応したアドオンが増えてくれたらいいなと思います
印象画等は別にいいとして
『ライトリークオーバーレイパック』と『レンズフレアパック』は対応して欲しいところです
なにか他にご不明な点などがあればお気軽におっしゃっていただければと思います