PowerDirector

PowerDirector製品に付属|CyberLink Screen Recorder 4 SEを使ってゲーム画面やPC画面そのものを録画(キャプチャ)する方法

2020年11月18日

景品表示法に基づく表記:本サイトにはプロモーションが含まれている場合があります

 

 

このページでは、動画編集ソフトのPowerDirectorに備わっている

CyberLink Screen Recorder 4(現最新バージョン)の使い方や録画方法について説明いたします

 

 

現在の最新バージョンであるPowerDirector 19では

Ultra以上のパッケージ / プランでScreen recorder 4 SE(Standard Edition)が標準で備わっているため

Ultra以上のパッケージを使用している方であれば無料で使える録画ソフトでございます

 

 

 

※PowerDirector 19 Ultra以上をお使いの方はSE版が標準搭載されています

 

 

CyberLink Screen RecorderのDelux版公式ページはこちら
icon

 

 

 

SE版ってなんぞ?

SE版というのはStandard Edition版の略で通常製品版であるDeluxe版と比べて

Live配信機能だけが機能制限がかかっており使用できません

ですが、Live配信機能以外の機能は通常通り使えますので

録画をする分には製品版と同じように使うことができます

 

 

 

 

 

CyberLink Screen Recorder 4 SEってなんぞ?なにができる?

 

 

CyberLink Screen Recorder 4 SEでできること、というのは

シンプルにパソコン画面の録画でございます

 

パソコン画面を録画するキャプチャソフトで大事なことというのは

どれだけ高画質に録画できて負荷が軽いか、ということです

 

形式的なことで言いますと

 

  • 最高動画解像度はフルHDの1080p
  • 最高フレームレートは120
  • 最高録画ビットレートは32000bps(32Mbps)
  • 録画時の映像コーデックはごく一般的なh.264

 

になりますので

比較的高画質が求められるゲーム動画の録画でも十分満足できる性能であると思います

 

 

CyberLink Screen Recorder 4の動作スペックについて

CyberLink Screen Recorder 4 / 動作スペック
OS  Windows 10、8.1、7 SP1 (Windows 10 64-bit 推奨)
インターネット接続 初回起動時のアクティベーション、オンラインサービスのご使用に必要
CPUプロセッサー Intel Core™ i-series、または AMD Phenom® II 以上
RAM 2GB
グラフィックカード デスクトップ録画: 1 GB 以上の VRAM
ゲーム録画: 3GB 以上の VRAM
モニター解像度 1024 x 768、16-bit カラー以上

 

 

スペックを見る限りでは、グラフィックカードが搭載されていることが前提のように思えます

※要求されるグラボ性能は普通のゲーミングPCならクリアするレベル

 

なので、お使いのパソコンでどの程度のグラフィックカードが搭載されているかを

あらかじめご確認していただければと思います

 

 

 

 

パソコンの画面録画:キャプチャができる

 

 

Screen Recorderでは、パソコンの画面そのものを全画面で録画することができます

 

この機能がありますので基本的にパソコンで表示できるほとんどの画面(ゲームやアプリケーションそのもの)が

このScreen Recorderで録画&保存することができます

 

なので、用途的にはゲーム実況や、パソコンソフトのレクチャー動画などを作る際に

便利な録画モードになっています

 

 

 

対応しているキャプチャーデバイスと連動できる

 

Screen Recorderではパソコンに接続したキャプチャーデバイスと連動することもできます

 

以下が公式で対応しているとされているキャプチャーデバイスです

 

公式の対応キャプチャーデバイス

AVerMedia:

ExtremeCap UVC (BU110)
ExtremeCap U3 (CV710)
Live Gamer Extreme (GC550)
Live Gamer HD (C985) NEW
Live Gamer HD 2 (GC570)
Live Gamer Portable (C875) NEW
Live Gamer Portable 2 (GC510)
Live Gamer Portable 2 Plus (GC513)

Elgato:

CAM LINK
Game Capture HD
Game Capture HD60
Game Capture HD60 Pro
Game Capture HD60 S

Hauppauge:

HD-PVR 2 NEW
HD-PVR Rocket NEW
Razer
Ripsaw

SKNET:

MonsterX U3.0R SK-MVXU3R

 

 

 

対応しているゲームをウィンドウ指定で録画:キャプチャできる

 

 

Screen recorderでは、アプリケーションを指定して録画することもできます

 

一応対応しているゲームリストがCyberLinkの公式サイトで載っています

ゲームリストに漏れているゲームタイトルであっても指定できるものがほとんどですので

 

ある程度どのアプリケーションでも問題なく録画できるのではないかと思います

 

 

公式の対応ゲームリスト

ARK: Survival Evolved
Arma 3
Assassin's Creed® Chronicles: China
Assassin's Creed® Origins
Batman™: Arkham Knight
Battlerite
BATTLETECH
Beetle Bug 3
Black Desert Online
Braid
Call of Duty®: WWII
Clicker Heroes
Company of Hero2
Conan Exiles
Counter-Strike
Counter-Strike: Global Offensive
Dark and Light
DARK SOULS™ III
Dead by Daylight
Destiny 2
DOOM
DOOM 3
Dota 2
DRAGON BALL FighterZ
Dungreed
Eador. Masters of the Broken World
Europa Universalis IV
Euro Truck Simulator 2
Fallout 4
Far Cry 5
FIFA 18
FIFA 19 NEW
FINAL FANTASY XIV
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION
Football Manager 2017
Football Manager 2018
For Honor NEW
For The King
Fortnite
Frostpunk
Garry's Mod
Gears of the War
Getting Over It
Grand Theft Auto V
Graveyard Keeper NEW
Gwent: The Witcher Card Game
H1Z1
Hearthstone
Hearts of Iron IV
Heroes of the Storm
Hyper Light Drifter
Insurgency NEW
Into the Breach
Just Cause 2
Kingdom Come Deliverance
League of Legends
Left 4 Dead 2
Lineage2
Max Payne 3
Minecraft
Minecraft for Windows 10
MONSTER HUNTER: WORLD NEW
NBA 2K19 NEW
No Man's Sky NEW
Oddworld: Abe's Oddysee
Old School RuneScape NEW
Overwatch
Paladins
Path of Exile
Pathfinder: Kingmaker NEW
PAYDAY 2
Pillars of Eternity II: Deadfire
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
Rocket League
RuneScape
Rust
SCUM NEW
Shadow of the Tomb Raider NEW
Shadow Warrior 2
Sid Meier’s Civilization® VI
Sid Meier's Civilization V
Slay the Spire
SMITE
South Park™: The Fractured But Whole™
Space Warp
StarCraft II
Stardew Valley
STAR OCEAN™ - THE LAST HOPE -™ 4K & Full HD Remaster
Stellaris
Street Fighter V
Subnautica
Super Seducer
Tank Force
Team Fortress 2
TEKKEN 7
Terraria
The Elder Scrolls Online: Tamriel Unlimited
The Elder Scrolls V: Skyrim
The Evil Within 2
The Forest
The Scroll of Taiwu NEW
The Witcher 3: Wild Hunt
The Witness
They Are Billions
Tom Clancy's Rainbow Six® Siege
Total War: WARHAMMER II
Total War Saga: Thrones of Britannia
Transistor
Trine 3
Two Point Hospital NEW
Unturned
VRChat
War Thunder
Warframe
Warhammer: Vermintide 2
Watch Dogs
Welcome to the Game II
World of Tanks
World of Warcraft
Yu-Gi-Oh! Duel Links

 

 

 

CyberLink Screen Recorder 4 SEの録画設定について

 

 

 

では、実際に録画する際の録画設定について説明いたします

これらは、録画をする前に設定をしておいてください

 

 

用途に応じて画面サイズ、解像度、フレームレートを指定する

 

 

Screen Recorderを起動したら

まずは用途に合わせて画面サイズ解像度フレームレートを設定しておきます

 

フレームレートというのは、1秒間のコマ数のことで数値が大きいほど映像がなめらかに描画されます

ゲーム系動画なら60fps、PCの操作系の動画なら30fpsあたりが現実的数値になるかなと思います

 

まずは画面サイズを設定しますが設定項目は全5種類ありますのでお好みのものを選びます

 

  • 全画面:パソコンの画面そのものをフルスクリーンで録画します
  • ゲーム:ゲームおよびアプリケーションを指定してフルスクリーンで録画します
  • アプリ画面に合わせる:指定したアプリケーションのサイズに合わせて録画します
  • カスタム:ドラッグで指定したサイズに合わせて録画します
  • デバイス:キャプチャーデバイスを指定してそのサイズに合わせて録画します

 

大抵は、『全画面』か『ゲーム』で事足りるかなと思います

 

 

 

保存先を確認、およびお好みの場所に指定する

 

 

 

次に保存先を確認しておきます

Screen Recorderの画面上部にある歯車マーク:基本設定を押します

 

 

するとScreen Recorderの設定画面が開きますので

『ファイル』タブを選び、保存先をお好みの場所にしておくのがいいかなと思います

 

 

 

保存先は、保存用の外付けHDDがリスク少なくていいと思います

 

 

 

 

録画する動画のパラメータ(画質を左右するビットレート値など)を設定する

 

 

次に実際に録画する際のパラメータを指定しておきます

Screen Recorderの基本設定から動画タブを選びます

 

モニターの設定:複数のモニターをつないでいない限りは設定する必要はありません

 

パフォーマンス:NVIDIA CUDA or AMD Accelerated Parallel Processing or Intel Core プロセッサー ファミリー技術に対応している場合にこのオプションを選択すると、ハードウェア エンコーディングにより録画のパフォーマンスが改善されることが期待できます

 

編集:このオプションを選択すると、PowerDirector で動画を編集する場合に便利なマウス クリックが記録されるログ ファイルが作成されます

※mrkのログファイルがある動画をPowerDirectorに読み込んだ際に、マウスクリックした箇所がわかるようになっています

 

アプリ画面に合わせる:僕の環境では上手く作動しなかったので、チェックは外しておいたほうがいいかと思います。各自確認してください

 

録画ビットレート:ビットレート値を上げると単純に画質が上がりますが、その分動画サイズが大きくなったり録画した動画を再生時に負荷が高くなったりします

 

 

この中で一番大事な項目というのは、『録画ビットレート』の値です

 

用途に応じて最適なビットレート値を指定するのは少し経験と知識がいりますが

ざっくりいうと、フルHDの60FPSのゲーム動画であれば20Mbps~30Mbpsくらいが妥当でございます

 

 

 

お好み:WEBカメラを設定する

 

 

Screen RecorderではWEBカメラの映像を

PCの録画映像と合わせてピクチャーインピクチャーすることも可能です

 

Web カメラ:PCに接続済みのWeb カメラを選択します。 ボタンをクリックして、選択した Web カメラの設定を調整できます

解像度:Web カメラ映像の解像度を選択できます

フレームレート:Web カメラ映像のフレームレートを選択できます

位置/サイズ:ボタンをクリックして、Web カメラ ウィンドウの位置/サイズを変更できます

 

 

 

お好み:マイクを設定する

 

 

録画する動画に合わせてマイク音声も入れたい場合は、

『基本設定』の『音声』から設定することができます

 

音声の設定

マイク:マイクを 『オン』または『オフ』に設定します

システム音声:システム音声を『オン』または『オフ』に設定します

※システム音声というのは、ゲーム音やWindowsのシステム音などのパソコンから出る音です

ミキシング:スライダーを使って、マイクとシステム音声のミキシング レベルを設定します

※左にドラッグするとマイクの音量が上がり、右にドラッグするとシステム音声の音量が上がります

 

 

ハードウェアの設定

マイク:コンピューターに接続されている録音用のマイクを選択します

マイクの音量:マイクの音量を設定します

入力デバイス:録音用の音声入力デバイスを選択します

入力音量:入力音声の音量を設定します

 

 

 

お好み:ビデオオーバーレイを設定する

 

 

Screen Recorderでは映像を録画中に、ビデオ オーバーレイを入れることができます

 

ビデオ オーバーレイは、BMP、GIF、JPG、PNG 形式の画像 (ロゴや他の画像) になります

また、ビデオ オーバーレイを Web カメラ映像に入れることもできます

 

 

録画映像に PiP (ピクチャー イン ピクチャー) 画像を追加するには

 

1.Screen Recorder を起動

2.『ビデオオーバーレイ』 ボタン横の『+』 を押します

3.『ビデオオーバーレイ』 ウィンドウの『画像の挿入』を押します

4.使用する画像ファイルをコンピューターから選択して、『開く』 を押します

5.リストのアイテム横の『不透明度』スライダーを使って、画像の不透明度を調整します

 

あとは、プレビュー画面を開いて、PIPビデオオーバーレイ画像の位置などを調整してOKです

 

 

以上が録画前に設定しておくべき項目になります

 

 

 

 

CyberLink Screen Recorder 4 SEの用途別の録画方法

 

 

それでは実際に録画するための手順を説明いたします

録画する際にはきちんと録画ができるかどうか、あらかじめテスト録画を行うことをオススメいたします

 

 

録画したいゲームを起動した状態で録画モードを指定し録画ボタンを押すだけ!

 

 

設定が済んでいれば、録画の手順はとても簡単です

まず、録画したいゲーム or アプリを起動した状態でScreen Recorderを開きます

 

 

 

そして、Screen Recorder上で録画モードを選択します

この時、フルスクリーンなら『全画面』モードでも『ゲーム』モードでもどちらでも大丈夫です

 

『ゲーム』モードを選んだ場合は、『アプリケーション』から録画したいアプリを選択しておきます

 

あとは、解像度、ビデオフレームレート、などの項目に間違いがなければ『REC』を押せば録画が始まります

※録画が始まると、Screen recorderは自動で最小化されるようになっています

 

『録画』を終わりたい時は、最小化されたScreen recorderを元のサイズに戻してから停止を押すか

ショートカットキーである『F10』を押すことで停止することができます

 

 

 

気になる!Q&A

 

 

Windowsに搭載されているキャプチャー機能『Xbox Game Bar』とどう違う?

 

 

Windows 10ならXbox Game Barという機能で画面をキャプチャーすることはできます。

が、キャプチャーできるというだけで機能的にはあまりよろしくありません。

 

なにが良くないのかというと、ビットレート値とフレームレート値をユーザー側で指定することができないところです

まず、フルHD:1080pのゲームを録画した際の動画パラメータを見ていただきたいのですが

 

 

コーデックは一般的なh.264に対しビットレート値が10Mbps前後でやや低めの中画質で固定という点が1点

フレームレートがVFRモードという可変フレームレートなので、このまま編集すると音ズレする可能性が高いという点が1点

※エンコードソフトで1度適切なエンコードをかけると音ズレに関しては問題なくなります

ただ、フレームレート自体が30FPS前後で固定なので、ゲーム系の動画ではちょっと厳しいという点が1点

 

この3点において、『Xbox Game Bar』は僕的にはかなり微妙かなと感じます

 

それに引き換え、同じゲームをScreen recorderで適切な設定で録画した場合のパラメータはこのようになります。

 

 

映像コーデックはh.264と同じですが

ビットレート値が設定次第で約3倍近くまで上げられるので単純に3倍綺麗に録画できます

また、フレームレートもお好みの数値に指定することができ最大120まであげられるので、かなりなめらかに録画することができます

 

同じキャプチャー機能であっても、このようにソフトごとに画質の差、フレームレートの差などが出ますので

自分の用途とやりたいことに合わせて選ぶのがいいかなと思います

 

 

 

 

まとめ:Screen Recorder 4 SEを使ってゲーム画面やPC画面そのものを録画する方法

 

 

というわけでいかがでしたでしょうか

 

ここまで言っておいてなんですが、実はそれなりのグラフィックボードを積んでいれば

  • NvidiaならShadow Play
  • AMDならRadeon Relive

の付属ソフトで録画ができますので、わざわざこういうソフトを使わなくても良かったりします

 

 

なので、そこまでのグラボを積んでいない通常のパソコン等でおすすめの録画方法にはなるかなと思います

ソフトの挙動自体は軽くて高画質、で操作性としても使いやすいと思います

 

 

 

 

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入江

管理人の入江です。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector シリーズを愛用しており少し凝ったアニメーションの映像素材等を公開(無料&有料)しています。著書:『今すぐ使えるかんたん YouTube動画編集入門(技術評論社)』

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