FX / エフェクト効果

PowerDirectorのテキストをまとめてアニメーション制御する方法:New BlueフライングPIPエフェクト

2020年7月13日

テキスト素材をグループでアニメーション制御する方法

MV風テキストを作るのに最適

 

『New BlueフライングPIP』エフェクトをタイトル素材に個別適用すれば、PowerDirectorのテキスト素材ごと、アニメーション制御することができます

曲名:Why am i here
作曲者:ゆうり様 @dtmhohshi

 

 

今回は、PowerDirectorに備わっている『New Blue フライングPIP』というエフェクトを使って

1つのタイトル素材をまとめてアニメーションをさせる方法をご説明いたします

 

 

※通常はタイトルデザイナーから1つ1つのテキストに対してキーフレーム設定しなければならない

 

 

例えば、下記画像のようにタイトルデザイナーの中に複数のテキストが存在しているとします

 

 

この時、2つのテキストに対して同じアニメーション(例えば左に動かす)を施したい場合

 

本来であればタイトルデザイナー内からこの2つのテキストに対して

同じ動きのキーフレームアニメーションをそれぞれ施さなくてはいけません

 

 

 

これはタイトルデザイナー内に内包してあるテキストの数が増えれば増えるほど

作業量が増えていくのでかなり面倒なんですよね

 

 

 

そこでこのタイトル素材を1つの画像のように動かしたい場合に

『New Blue フライングPIP』というエフェクトを使用するわけです

 

するとタイムライン上にある

『タイトル素材』を1つの画像のように扱ってアニメーション制御することができます

 

 

 

 

こうすると複数のテキストの動きに全くズレがでないので

アニメーション自体がキレイに見えますし作業量も少なくなります

 

 

 

 

また、この動きに加えてタイトルデザイナーの中からキーフレームアニメーションを施すこともできるので

アニメーションの幅がめちゃくちゃ広がるのも特徴です

 

 

キーフレーム機能について自信がない方はこちら

【初心者向け】PowerDirectorのキーフレーム機能を動画付きで解説:パワーディレクター

  キーフレーム機能  素材の位置、サイズ、不透明度などのデータを時間経過でアニメーション制御する機能   ・位置 ・拡大/縮小 ・回転 ・不透明度 ・音量...などなど 動画でも ...

続きを見る

 

 

慣れるまで少し難しいですが興味のある方は読み進めていってくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 

New Blue フライングPIPの使い方

 

 

 

まず、テキストに個別適用させる

『New Blue フライングPIP:エフェクト』の使い方について説明いたします

 

 

 

アニメーションさせたいテキストにエフェクトを個別適用しリセットを行う

 

まず、まとめてアニメーションさせたいテキストに

『New Blue フライングPIP』エフェクトを個別適用させます

 

『エフェクトルーム』→『NewBlue ビデオエッセンス』→『New Blue フライング PIP』を

適用したいテキストにドラッグして適用します

 

 

 

次に、個別適用したテキストを選択して『エフェクト』を押します

 

 

 

するとエフェクトの個別設定画面が開きますので一度デフォルトのアニメーションをリセットします

左下の『デフォルト』をクリックして『リセット』に変えるだけでOKです

 

 

※リセットをしないとデフォルトのアニメーションが邪魔になります

 

 

主なパラメータ説明

 

リセットを行った後は、テキストを選択後→『キーフレーム』と進めれば

『NewBlue フライングPIP』のパラメータを調節することが出来ます

 

 

 

色々ありますが移動アニメーションで使用するパラメータは以下の3点です

 

 

移動アニメーションで使用する3点のパラメータ

・開始ポイント:表示時間内における開始フレーム時の中心点の座標を指定します

・終了ポイント:表示時間内における最終フレームで到達する中心点の座標を指定します

・流速:緩急のことでイージングなどを簡易的に設定することが出来ます

 

 

主にこの3点を調節することで、テキストをまとめて移動させることができますが

通常のキーフレームとは勝手が異なるという点に注意です

 

 

どういうところが異なるかというと、『NewBlue フライングPIP』では

『開始ポイント』と『終了ポイント』で移動アニメーションを制御するという点が通常のキーフレームと大きく異なります

 

 

例えば5秒表示するテキストがあったとして

開始ポイントと終了ポイントをそれぞれ異なる座標に設定したとします

 

 

 

すると5秒かけて開始ポイントから終了ポイントまで移動するような形になります

 

 

一般的に開始ポイントと終了ポイントを指定するだけであれば簡単に設定できますが

例えば、2秒後から動かし始めたかったりする場合はキーフレーム機能を使う必要があります

 

 

 

2秒後から動かし始めたい場合というのは、言い換えれば

2秒までは動かしたくないということになるので

 

2秒地点までは終了ポイントの位置を開始ポイントの位置と同じにしてあげることで

動かさない時間を作ることが出来ます

 

 

また緩急については『流速』というパラメータで簡易的に調節することが出来ます

流速についてはキーフレームで変化を加えるような制御をしないようにしてください

※キーフレームの値を固定化したい場合は、『時計のボタン』を押すとその地点での値に固定化されます

 

イーズイン:後半にかけて動きが緩やかになる

イーズアウト:前半が緩やかに動きはじめる

スムーズ:イーズインとイーズアウトの両方を含む

線形:一切緩急をつけない

 

 

 

 

テキストをまとめて動かす実例集

 

 

 

上記のパラメータでテキストをまとめて動かしていきますが

難しいのは設定方法ではなく、テキストをどのように動かすとオシャレに見えるか、という点です

 

 

ただ単に動かし方の問題ではなく、BGMや歌詞などの音と動きが合っているか等が大事になるので

使い所やアニメーションの選択にかなりセンスが問われるかなと思います

 

 

要はひたすらに練習が大事ということ!

 

 

というわけで、いくつかテキストのアニメーション例を紹介させていただきますので

参考にしていただけると幸いです

 

 

 

実例1. まとめて1つの方向にスライドさせる

 

 

これはタイトル素材の中に複数テキストがある場合

1つの方向にまとめてテキストを動かす1番基本の実例になります

 

まずは、お好みのテキストを作成後、上記で説明したとおりにテキストに

『New BlueフライングPIP』のエフェクトを個別適用し『リセット』した状態にしておきます

 

そして、『キーフレーム設定』画面を開いてアニメーションを指定していきます

 

 

 

流速:

これはお好みでいいのですが今回は『イーズイン』で設定します

※この時キーフレームが作成されますが、そのキーフレームを選択した状態で『時計マーク』を押すことでキーフレームで削除(パラメータの固定化)をすることができます

 

開始ポイント:

テキストが表示される時の場所を座標指定します。(こちらはキーフレーム設定は不要)

※今回は真ん中に指定しています

 

終了ポイント:

終了ポイントは、最終的に到達させたい座標を指定します

 

 

これで『開始ポイント』の座標から『終了ポイント』の座標に向かってテキストが動くアニメーションになります

 

そして、DEMOのように、時間差を作ってアニメーションさせたい場合は

『終了ポイント』に対してキーフレームを複数設定し時間差を作成します

 

 

 

『終了ポイント』の1つ目のキーフレームの座標を『開始ポイント』の座標と同じにすることで

 

1つ目のキーフレーム位置までは『開始ポイント』と『終了ポイント』の座標が同じになるので

テキストが全く動かない時間にすることができます

 

そして最終フレームに2つ目のキーフレームを設定し、テキストを動かしたい座標を指定します

 

こうすると、1つ目のキーフレームまではテキストが動かない時間なり

1つ目のキーフレームから2つ目のキーフレーム間で移動のアニメーションをさせるという動きになります

 

 

グリッドを表示させると開始ポイントや終了ポイントの座標を指定しやすくなります

 

開始ポイントや終了ポイントの座標を指定する際グリッドを表示しておくと

座標指定しやすくなります

 

グリッド表示は、画面左下のボックスをクリックして『グリッド枠に合わせる』にチェックを入れて

グリッド線を指定するとOKです

 

 

 

 

 

実例2. 途中で移動方向を変える

 

 

キーフレーム機能で『開始ポイント』と『終了ポイント』を複数調整すると

上のDEMOのように、テキストが左に動いてから上に動くという複数の動きを実現することができます

 

まずは、お好みのテキストを作成し

『New BlueフライングPIP』を個別適用し『リセット』しておきます

 

 

 

あとは『New BlueフライングPIP』のキーフレームパラメータを設定します

 

 

 

 

流速:

今回は『スムーズ』で設定します

 

開始ポイント:キーフレーム1

テキストが表示される時の場所を座標指定します。

 

開始ポイント:キーフレーム2

『開始ポイント』2つ目のキーフレームの『座標位置』を

1つ目のキーフレームの『座標位置』よりも左に置くことで

 

1~2のキーフレーム間で左に動くアニメーションにすることができます

 

終了ポイント:キーフレーム1

ここは『開始ポイント』2つ目のキーフレームの『座標位置』と同じにします

※2つ目の『開始ポイント』と『終了ポイント』の座標を同じにすることで座標がブレなくなります

 

終了ポイント:キーフレーム2

『終了ポイント』の最終フレームに2つ目のキーフレームを作成し上に動くように座標指定します

 

 

こうすることで

 

『開始ポイント』キーフレームの1~2間では左に動くアニメーション

『終了ポイント』キーフレームの1~2間では上に動くアニメーション

 

にすることができます

 

なぜ、開始ポイントと終了ポイントの座標を同じにするのかというのをきちんと理解できていれば

2つだけはなく3つ4つと異なる動きを実現することもできるので

 

まずは2つの異なる動きを作成して練習してみてください

 

 

実例1のあとに実例2を連続で使用する

 

実例1(左に消えていく)と実例2(右から出てくる)を合わせると

このようなアニメーションに仕上がります

 

 

実例3. 『New BlueフライングPIP』 に タイトルデザイナーのキーフレーム機能を掛け合わせる

 

 

実例3では『New Blue フライングPIP』でテキストをまとめて左に動かせるアニメーションに加えて

一部の文字だけをタイトルデザイナーで上から降りてくるアニメーションをかけ合わせます

 

 

まずはテキストをタイトルデザイナーから作成します

 

※今回は複数のテキストが時間差で表示されるように作成しています

 

そしてテキストの1つ目に『位置』のキーフレームをつけて

上から降りてくるだけのシンプルなアニメーションを作成します

 

※『位置』キーフレーム(1):Y 0.182 キーフレーム(2):Y 0.382 / イーズイン 1.0

 

 

次に 『NewBlue フライングPIP』のパラメータを調整します

今回はシンプルに左に動くだけなのでキーフレーム機能は必要ありません

 

※『流速』はスムーズ

※『開始ポイント』で始まりの位置を指定

※『終了ポイント』で動かす位置を指定(今回は開始ポイントよりも左に中心点を設置)

 

これでテキストがまとめて左に動くアニメーションと

一部のテキストだけが異なる動きをするアニメーションを掛け合わせることが出来ます

 

 

実例4.移動アニメーション中に文字を切り替える

 

 

文字を切り替えていくだけのテキスト素材に

『New BlueフライングPIP』エフェクトでシンプルな動きを作るのもオシャレでおすすめです

 

 

まず、DEMOの前半部分のような

文字を切り替えるだけのテキスト素材をタイトルデザイナーで作成します

 

 

 

 

あとはこのテキストに『流速』『開始ポイントの位置』『終了ポイントの位置』を

決めて動きを作るだけで完成です

 

 

※『流速』はスムーズ

※『開始ポイント』で始まりの位置を指定

※『終了ポイント』で動かす位置を指定(今回は開始ポイントよりも左に中心点を設置)

 

 

横に動かすだけなのでキーフレームは不要です

 

 

 

 

まとめ:PowerDirectorのテキストをまとめてアニメーション制御する方法

 

 

というわけでいかがでしたでしょうか

 

通常のキーフレーム:移動アニメーションとは制御の仕方が少し違うので

慣れるまで大変かもしれませんが

 

テキスト素材をまとめてアニメーションさせると表現の幅が広がりますので

非常にオススメの演出方法になります

 

もしDEMOのアニメーションを分析したいという方がいれば

下記リンクに用意してある『分析用のプロジェクトファイル』をダウンロードして見てみてください

 

アニメーションテキスト分析用.zip (28 ダウンロード)

 

 

 

お疲れ様でした!

 

 

  • この記事を書いた人
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入江

管理人の入江言いマス。ゲームを録画したり動画編集したりするのが趣味です。PowerDirector18を愛用しておりマス!少し凝ったアニメーションのテンプレート素材の販売を始めました。シンプルなモノはDirectorzoneで無料でテンプレート公開してるものもあります

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