動画の入り等で使うと面白そうなフィルタです!
ザザーっていうノイズ音と一緒に使うと雰囲気が出ていいですね!
もくじ
BCC Damaged TV 概要
新しくOpen G1フィルタカテゴリとして追加されたのが、BCC Damage TVフィルタです。
アンテナの信号が悪い、ガンのオフセット、歪みのあるエッジ、垂直回転、ノイズ、走査線などを備えた
CRTスタイルのテレビセットの外観をエミュレートするように設計されています。
このエフェクトフィルタは、全自動または手動で動作します。
フィルターを自動モードで使用すると
フィルターは自動的に垂直回転、走査線、ノイズ等のパラメーターを出力します。
フィルターは自動モードで使用されていますが
ユーザーはすべてのパラメーターを完全に制御できます。
BCCセットのすべてのフィルタと同様に
このフィルタにはプリセットが付属しており、フィルタを簡単かつ迅速に処理できます。
フィルタの使用方法
PowerDirector17上でこのフィルタを使う場合、
エフェクトルームからBCC Damaged TVを使用したい部分のタイムラインに挿入して使います。
このタイムライン上のエフェクトをダブルクリックすると
エフェクト設定画面からエフェクトを調整することができますが、まずはプリセットで近いイメージのものがないか探してみましょう!
BCC Damaged TV プリセットを適用してみる
BCC Damaged TVフィルターにはいくつかのプリセットが含まれていて
エフェクト設定画面の左下の項目から選ぶことができます。
デフォルト:
Help:
Offset Guns:
Side to Side:
Vertical Roll Distorted:
In and Out:
各種エフェクト設定値
シード:エフェクトのランダム率を調整する値
折れ点周波数:画面上の画像の位置をオフセットします。値が小さいほどオフセットが小さくなります
信号強度:TVアンテナ信号または受信の品質レベルを調整する値で小さいほどエフェクトが強い
最大信号閾値:最大画質
最小信号閾値:最小画質
コントロールタイプ:画像の損傷エフェクトに対する自動(スピードが自動で変化) or 手動の設定(スピードは手動設定)
ゆがんだ量:左右にゆがむ値を設定。100でゆがみなし、0に近くなるほど左にゆがみ、200に近くなるほど右にゆがむ
端部形状:ノイズ / 三角 / のこぎり
端部のギザギザ度:数値がおおきくなるほど細かくなる。
次まで劣化:劣化した時の画像色を[黒白]または[色かぶり]のオーバーレイに設定
劣化した量:数値が大きいほど色合いが強くなる。例えば黒白で200なら最初から最後までモノクロ
濃淡色:[色かぶり]時の色合いの設定
ノイズ量:上記画像のようなノイズ量の値。0でなし、200で最大ノイズ量
ノイズサイズ:ノイズの大きさを設定できる値。
走査線の厚み:水平走査線の太さを設定する値
走査線の平滑化:走査線のエッジの柔らかさを設定する値
走査線の間隔:各走査線の間隔を設定する値
垂直回転速度:垂直軸に沿って回転する画像の速度を制御します。
V回転オフセット:垂直軸に沿った画像のオフセットを制御する値
オリジナルでミックス:エフェクトを元のフィルタリングされていないクリップとブレンドする値。
※感覚でいうと透明度に近い。例えば0だとエフェクトが完全に適応され、200に近くなればなるほどエフェクトが弱くなります
総括:『BCC Damaged TV』エフェクトで古いテレビ画面効果を演出
いかがでしたでしょうか。
こういう古いノイズの混じったテレビ画面効果というのは、
割とどの動画編集ソフトにも搭載されていることが多いです。
『Filmora』や『Movavi』にも似たようなエフェクトは搭載されています。
ただ、PowerDirectorは外部プラグインのエフェクトになっているので
設定項目が多いので、より自分好みに設定できるという特徴はあります。
『BCC Damage TV』のエフェクトであれば上のようなパラメータがいっぱいありますが、
『Movavi』の似たようなエフェクトだと100~0のダイヤルパラメータしかついていなかったりします。
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